まずは、映画「ゴールデンスランバー」に関するトークから。日本版を楽しく見たというカン・ドンウォンは「この映画をもう少し韓国的にアレンジして、韓国映画として作れば、韓国の観客にも楽しんで見てもらえると思いました」と自ら映画製作会社に製作をオファーしたきっかけを明かし、「こうして、日本でも公開されることになり、うれしいです。いままで、日本の小説が原作で、それが日本で映画化された後、韓国でも映画化されたという作品はそれほど多くないと思います。なので、そのプロセスそのものが興味深い、楽しい作業でした」と感慨深そうに語った。
また、年越しはどう過ごしたかを聞かれると、「母が、僕の友達の母と海外旅行から戻ってきたので、みんなでおいしいものを食べて過ごしました。でも、僕らは、母親同士で旅行に行っていたなんて、知らなかったんです(笑)。僕たちの母親はどこにいるんだろうね、って友達も知らなかったんです」とほっこりエピソードも。
そして、ことしの抱負として「いつもと同じように、頑張って映画を撮っていきたいです。そして、新しい環境で映画を撮ることになったので、安定的にアメリカで定着できるように頑張りたいです」とハリウッド進出で活躍の舞台を世界に広げ、さらに飛躍することを誓った。
ここからは、観客参加型の「ゴールデンスランバー」○×クイズが行われた。最後まで残った5名には、帯付き原作本と韓国公開時のオリジナルグッズがプレゼントされるとあって、張り切るファンたち。「ほぼ2年前に撮影した作品なので、僕も自信がない(笑)」と話すカン・ドンウォンをよそに、全ての問題が終わっても半分ぐらいの観客が残るという大盛り上がりで、結局ジャンケン大会で勝者が決められた。
再び映画トークに戻り、この作品について「日本版よりも、展開がスピーディーな作品になったらいいなと思ったし、スリラー的な要素が強く、もっとアクションが加わったら面白いなと。そして、エンディングは希望のあるものにしたいと思いました」と韓国版を制作するにあたって、こだわった部分を挙げつつ、日本版で主演を務めた堺雅人の演技が素晴らしかったので、その雰囲気は生かそうと思ったことなども明かした。
本作では、平凡な宅配ドライバー、キム・ゴヌを演じたカン・ドンウォン。「ゴヌのように平凡で、ささやかな正義だけど、そういう自分が考える正義を守って、善良に生きようという人を表現したいと思いました。世の中に、そういう人が増えたらいいなという思いもあったし」とキャラクターに込めた想いも語った。
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