「イベントレポ」N.Flying、初の東名阪ツアーファイナルで未発売新曲3曲を披露 2019年の日本1stアルバム『BROTHERHOOD』リリースとライブも電撃発表

チャ・フンも「手紙を書いてきたの、知らなかった。末っ子だけど、お兄さんみたい」と笑う。そのチャ・フンも「ソールドアウト、ありがとうございます! 7月のブリッツライブでこのツアーを発表した時、皆さんの反応、涙、気持ちが僕の心に届いてグッときました。その時のような気持ちを今日もまた、プレゼントしてくださって、ありがとうございます」と感謝の言葉を口にした。

 

 

温かな気持ちに包まれると、最後は、「Lovefool」と「Fall With you」を笑顔で歌いあげ、ファンの「WOW WOW」という大合唱でライブ本編が締めくくられた。

N.Flyingは、FTISLANDやCNBLUEらを有する韓国のFNCエンタテインメントに所属するイ・スンヒョプ(ボーカル&ラップ)、クォン・グァンジン(ベース)、チャ・フン(ギター)、キム・ジェヒョン(ドラム)、ユ・フェスン(ボーカル)から成るバンドで、ラップ×ロックを取り入れた楽曲スタイルから“ニュー・トレンド・バンド”と称されている。そんな彼らが今年の3月より、『THE REAL』というタイトルを冠したライブシリーズをスタートさせた。

 

3月3日の『THE REAL I』(TSUTAYA O-EAST)はキャリア初となるワンマンライブ、7月26日、27日の『THE REAL II』、『THE REAL III』(マイナビBLITZ赤坂)は各日セットリストを変えた初の2Days公演、そして今回の『THE REAL Ⅳ』は初の東名阪ツアーと、1歩ずつ着実にステップアップを重ねてきた。いよいよ来年の6月には、N.Flying史上最大キャパの単独ライブに挑むこととなる。

今回のツアーでは、これまでのライブよりも観客の温度が高くなっているのを如実に感じた。まさに、ブレイク前のムードだ。バンドが生み出すグルーヴの高揚感とアイドルらしいキラキラした一面がN.Flyingらしさだが、それらは確かなボーカル力と演奏力に支えられているものだ。

ライブを見るたびに感じられる彼らの成長と絆。来年リリースされるアルバムタイトル『BROTHERHOOD』とは、今のN.Flyingにピッタリのタイトルだ。

 

取材・文/坂本ゆかり

ライブ写真:小杉歩

セットリスト

The Real
All in(JP ver)
Knock Knock(JP ver)
UP ALL NIGHT
Hot Potato
ANYWAY
USA for NF
JAPAN ANIME SONG COVER
K-POP mash up
Flower
Preview
Rooftop
STAND BY ME
R U Ready?
Say Goodbye
ギガマッキョ -JP ver.-
HOW R U TODAY
Don't Mess With Me
Endless Summer
All I Want For Christmas Is You
Lovefool
Fall With you

(6ページに続く)

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