「イベントレポ」『Premium Concert THE ONE 2018』 韓国ミュージカル界からトップ俳優ユニット“オムユミンボム”が魅せたギャップ美とは

少しずつ秋めいてきた10月3日(火)、10月4日(水)の2日間、東京国際フォーラム、ホールCで、韓国ミュージカル界で数々の作品に出演し長い間トップ俳優として活躍し続けている、オム・ギジュン、ユ・ジュンサン、ミン・ヨンギ、キム・ボムレが集結し、“オムユミンボム”という愛称でも愛されている4人のトップミュージカル俳優たちによる夢の競演コンサート『Premium Concert THE ONE』が、昨年に続き日本で開催された。

2010年に韓国で上演されたミュージカル「三銃士」での共演をきっかけに“オムユミンボム”として活動を始めた今や平均年齢47歳(韓国年齢)でベテラン俳優でもある4人だが、1日目は“男の寂しさ” 2日目は“花より男子”とテーマを変え、バンドとの息の合ったステージで魅せたミュージカル俳優としての歌の実力とステージングはもちろん、トーク中のまるで青春真っただ中の少年たちのような無邪気な表情のギャップで多くのファンを魅了した。

コンサートは、初めての4人そろっての旅ともなった沖縄で撮影したスパイ映画を彷彿とさせる映像に続き、2日間ともにミュージカル「ラ・マンチャの男」で主人公のドン・キホーテが歌うメインナンバー「見果てぬ夢」でスタート。体制や権力と戦う力強い歌詞は、黎明期から長い間韓国ミュージカル界をけん引してきた“オムユミンボム”の姿にも重なる。

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2018.10.10