「イベントレポ」『Premium Concert THE ONE 2018』 韓国ミュージカル界からトップ俳優ユニット“オムユミンボム”が魅せたギャップ美とは

その後も、日本でも人気の高い「レ・ミゼラブル」の中でも特に広く知られている「民衆の歌」や、近年人気を得ている「マタ・ハリ」などのミュージカルナンバーや、情緒的な歌声のオム・ギジュン+迫力の歌声のミン・ヨンギ(3日)、表情豊かなユ・ジュンサン+低音で深く広がる歌声のキム・ボムレ(3日)、正反対の声質2人による化学反応が美しいオム・ギジュン+キム・ボムレ(4日)、会場を巻き込む圧巻の歌声のユ・ジュンサン+ミン・ヨンギ(4日)ペアによるステージでも楽しませた。

さらに、ユ・ジュンサン作詞による、俳優として舞台に立つ日々の中で感じる想いを込めた「幕が上がれば」を日本初披露。この楽曲では“オムユミンボム”のリクエストで、K-POPアイドルのように曲の合間に名前をコールをすることに。会場から大きな声で自らの名前をコールされると、少年のように純粋に嬉しそうな表情を見せていた。

さらに、2014年に配信された“オムユミンボム”の日本語シングル「You are the best(日本語Ver.)」、日本で大ヒットした「雪の華」の韓国語楽曲、「赤い夕焼け」などの、ミュージカルナンバー以外の楽曲も披露。ミュージカル俳優として培った表現力で歌の世界観を完璧に表現しながらも、ミュージカルナンバーとは異なり、ストーリーや役柄から離れた、“オムユミンボム”自身の魅力的な歌声が堪能できる貴重な時間となった。

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2018.10.10