「インタビュー」「神と共に2」チュ・ジフン“イメージチェンジ…これからはもっと気楽にできるでしょう”

写真=ロッテエンターテインメント

 

Q.映画の中でいくつかの地獄が出てきます。最も恐ろしい地獄はどの地獄ですか?

チュ・ジフン:偽り地獄です。殺人はしなかったし、天倫地獄は怖いけどまだ機会があると考えています(笑)。そしてここまで一生懸命生きてきましたが、怠惰地獄で私が怠惰だと言われたら返す言葉がありません。3年間で10作品に出演しました。どちらにしろすべての人が嘘をついて生きています。レストランに行って食べ物がまずかったら「なんでこんなにまずいの?」と遠慮なく聞くことはできません。友達が誕生日プレゼントを買ってくれた時に「こんなものを買ってきたの?」なんて言えません。誰もがそのような経験を持っています。そういった意味で私も偽り地獄を避けることはできないでしょう。ですが、前もって間違っていたと考えてはいけません。やむを得ず嘘をついて生きて、ある時は怠惰になったりしながらも最善を尽くしながら生きなければなりません(笑)。

Q.モデルで芸能界の仕事を始めました。以前は俳優という円にそっと足を踏み入れたと言いましたが、もうその円の中にもっと入り込んだと思いますか?

チュ・ジフン:そのようです。最近はむしろ私がモデルだったことを知らない方々がいます。人間は欲が多い動物です。時々私に「君は背も高くてスタイルも良いから、モデルをしても上手くいくんじゃない?」という人もいるので少し残念に思ったりもします。ですがそんな話を聞くと、もう皆が私を俳優として見ている気がします。「モデル出身俳優」のような境界に何の意味があるのかと思います。ただ与えられた通り熱心におもしろくするだけです。お金持ちになるわけでもなく、一昨年より通帳にお金がもっと貯まったからといって幸せでもありませんでした。ないからといって、すごく悲しいわけでもありません。

Q.「神と共に」だけの強みは何ですか?

チュ・ジフン:「和解と赦し」という難しい主題をエンターテインメントの要素と結合させたという点です。だから楽しく見ることができ、自分が愛する周囲の人々を気持ちよく思い浮かばせてくれる映画です。

Q.3、4編が出たら出演しますか?

チュ・ジフン:もちろんです。私たち皆……実際この話をするのは用心深かったのですが、ジョンウ兄さんとジョンジェ兄さんのインタビューを見たら、皆快く「やります!」と言っていました。3、4編の話もウォン・ドンヨン代表がインタビューの途中で「3、4編を作る計画はないか?」という質問を受けてから始まったことです。2編もたくさん愛してもらえるのであれば、この話に観客が興味を持っているという証拠です。もし監督と制作チームで3、4編を制作すると言ったら、私たちが両手両足を掲げて拒否する理由はないでしょう(笑)。

 

元記事配信日時 : 2018年08月02日07時00分 記者 : キム・ジウォン、翻訳 : 藤本くみ子

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