Q.映画撮影前、原作であるウェブトゥーンを見ましたか?
チュ・ジフン:キャスティングされた後、台本を見る前に原作を見ましたが、原作と台本が少し違っていました。以前に漫画が原作だったドラマ「宮」と映画「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」に出演していたので、漫画を映像化する時の方法が違うということは知っていました。台本は原作と違っていたのですが、キム・ヨンファ監督は評価されている監督なので信じていました。台本をもらった時、ジョンウ兄さんとチャ・テヒョン兄さんもキャスティングされた状態でした。2人の俳優に対する信頼が大きく、「理由があるからあの人たちも決めたんだろうな」と思って出演を決心しました。
Q.それまでは重量感のある映画に沢山出演されました。今回の映画を通じて観客がもう少し容易に近付くことができる俳優になったようです。俳優として身近なイメージになったということをどう思いますか?
チュ・ジフン:気楽です。真剣で重たい映画をする時は、映画全体のイメージが歪曲される場合があるので、観客に気楽に接したくてもそうすることができません。「神と共に」は確実に面白くて親和的な映画であり、観客と会う時もとても気が楽です。今後、私の従来のイメージと違ったキャラクターにイメージチェンジしても、観客がもっと気楽に受け入れてくれるだろうという期待も持てました。
Q.原作での落ち着いている感じと違い、ヘウォンメクがユーモラスに表現されました。理由は何ですか?
チュ・ジフン:死、死神、地獄。こういうものを考えると、恐ろしくて真剣になります。だがこの映画を貫くメッセージは、地獄が恐ろしくて苦痛だということではありません。“和解と赦し”です。観客にメッセージが届く前に(観客が先立って恐れて)抜け道から抜け出すことのないように、そのような設定が必要でした。また、映画の中のヘウォンメクは実際、キム・ヨンファ監督と最も似ていているキャラクターです。映画の撮影中、ドローンが壊れる事件がありました。ドローンだけでも8000万ウォン(約800万円)、そこについているカメラまで含めると何億ウォン(約何千万円)もの装備だった。普通ならやる気がなくなってイライラするような状況なのに、キム監督は「あーあ、壊れちゃった。撤去しよう」と言いました。映画の中でのヘウォンメクも、極端な状況で「大変なことになったね?」とさらっと言います。悲しみが深い状況でも、凄まじい様子にならないように映画と観客を導くことがヘウォンメクの役割です。
Q.そんなヘウォンメクとドクチュンとの過去のいきさつが明らかになって、とても気が抜けてしまった姿を見せます。いつも立てていた髪の毛も下ろしていましたけど。
チュ・ジフン:そんな外見もすべて意図したものです。生き神の時は第3者も人間らしくなるという設定で衣装も変わります。その場面ではドクチュンが衝撃的な話を聞いて家を飛び出すのですが、そんな状態ではヘウォンメクはしっかり髪の毛を洗ってセットする余裕もなかったとだろうと思いました。
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