――俳優としてのターニングポイントはMBCドラマ「仮面の王 イ・ソン」でしょうか?
エル:どれか1つだけを選ぶことはできないと思います。デビューして9年目になりましたが、一度も休んだことがありません。今年の目標が「休息日を持つこと」と言っても良いくらいにです(笑)。予定が無くても、頭の中ではずっと次の計画などをたてて仕事をしています。休むことなく走り続けてきたことで、自然と成長できたのだと思っています。
――休みなく走り続けられる原動力は何ですか?
エル:いつも自分はまだ足りないと思っています。モニターをしながらも、上手く出来たことより惜しい点の方が先に目につきます。歌の面でも演技面でも、僕を支持してくれる人々や期待してくださっている人々を、失望させたくはありません。そのような想いが原動力になっています。
――今年の下半期の計画は?
エル:僕の次の計画はソロレコードを発表することです。演技面では次期作も検討しています。今は休み無く走り続けなければならない時期だと思っています。どんな作品でも、挑戦してみたいと思ったものなら挑戦するでしょう。
――9年前と今で最も変わった点は?
エル:同じ年頃の友達よりも目上の方々にたくさん会い、多様な経験をしているので絶えず成長しているようです。19才でデビューしたのに、いつの間にか27才です。デビューの初めの頃に持っていた考えで、今でも続いているのもあれば変わったこともあります。経験が多くなる度に外見的にも変わりましたし、性格もすごく変わりました。
――演技のどのような点が面白いと感じていますか?
エル:劇中の人物になれるということですね。僕は判事になれないし、ドラマ「仮面の王 イ・ソン」でのイ・ソンのような過去の人になることもできませんが、劇ではそれが可能です。それ自体が演技の最も良い所だと思います。
――最終的な目標は何ですか?
エル:俳優キム・ミョンスと歌手エル、二つの領域で認められることです。演技をする時はキム・ミョンスという本名を使っていますが、まだ歌手のエルとして見ている人々の方が多いようです。エルではなく、キム・ミョンスとして認められるというのも目標ですね(笑)。絶えず成長する姿をお見せしていきたいです。
元記事配信日時 : 2018年07月17日08時09分 記者 : キム・ハジン、翻訳 : 安裕美
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