また、ハ・テギョン最高委員も5日に自身のSNSに防弾少年団の兵役特例について触れたことに対して「政治的な目的に利用しようと思ったのではなく、クラシックと大衆音楽に対する差別、非公正性を指摘した。この事例が、兵役特例制度の非公正性を最もよく表しているためだ」という立場を明らかにした。
今回の兵役特例改善の討論の観点は公平性の問題だ。兵役特例対象が大衆芸術人と技能オリンピック入賞者を除外しているという世論であり、これは大衆芸術人に対する差別であり、明確な基準がないという点に関する指摘を受け入れたというわけだ。芸能人を例にあげると、特に最近では彼らも充分に「国威発揚」のための成果を収めることができるという状況が続いて起こっているため、大衆文化芸術人と技能オリンピック入賞者を除外することは公平性に反するという説明だ。
世論によって兵務庁も兵役特例の公平性に関する問題を認識して、「体育·芸術兵役特例を全般的に見直す計画だ」という立場だ。
見直しの時に、一番基準になることも公平性と各産業による融通性、そして明確な基準だ。大衆文化芸術人も特例対象になるとしたら、この産業を充分に理解し、それによる公正な過程が必要だ。産業の環境が違うために体育·純粋芸術人のような基準が適用できないという点において、公平性に欠けて問題にならないようにするためには明確な基準が必ず必要となる。
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