無線コントロールされたペンライトで客席が真っ赤に染まり、ステージに炎の火柱があがると、制服風の黒い衣装を身にまとった13人が登場。そのまま「CLAP」を披露すると、おなじみの「チャチャチャチャ」の大合唱で迎える観客たち。するとセンターステージの中央では円形のステージが2段回にせり上がり、メンバーたちがその下段、中段、上段に散らばって立つ。その姿は、まるでケーキに灯されて輝くキャンドルのようだ。
2曲目の「NO F.U.N」は、通常は傘を使うパフォーマンスをステッキに変え、制服との相乗効果で一層凛々しく見える彼らの姿にため息が。ラストでは花火が爆発し、のっけから観客の興奮はマックスに。続く「Chuck」では、正面の方向を北西方面から、真逆の南東向きに変えてのパフォーマンス。このように、一糸乱れぬことで有名な彼らのパフォーマンスを正面、背後、左右から見られるというのも、センターステージならではの醍醐味だ。
VCRを挟むと、一転してスロー曲の「Don’t Wanna Cry」へ。ブルーのライトの中、ブラックのシャツ姿で踊る姿が力強くも幻想的。続いてはせつないボーカルとラインが整った群舞に惹きこまれる「Without You」へ。ここで、なんと中央の円形ステージが回転。360度を観客に囲まれたステージの中に、さらに360度回転する円形ステージで“どこの席でも楽しめる”伝説をさらに進化させた瞬間だった。
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