そして、次の曲も個人的に好きなドラマだという「個人の趣向」のOST。「バラードとアップテンポの曲、2曲のOSTに参加し、どちらも自分で歌詞を書きました。きょうはアップテンポの曲をお届けしますが、スクリーンに歌詞の字幕が出ます。歌詞を味わいながら聴いてほしいです。だからと言って、歌詞ばかり見ないでくださいね。僕も顔も見ながら(笑)。いいですか?」と会場を和ませた後、「君という翼」を披露。観客は曲に合わせて手拍子をし、軽快で楽しい雰囲気となった。
「ドラマを制作される方が、僕の声を求めてくださるのがありがたいことです。もちろん、僕が上手くこなせる、というのもあるんですが(笑)。これからも素晴らしいドラマや映画の曲を歌って、皆さんに近づける機会が増えたらうれしいです」と話したキム・テウは「ここからは自分のオリジナルナンバーをお届けします。僕は皆さんと1対2000で疎通しますが、皆さんは僕と1対1で疎通してください」とあおり、大ヒット曲「Love Rain」へ。
観客も自然と立ち上がり、パワフルで伸びやかな歌声を会場中に響かせるキム・テウの熱いパフォーマンスに体を揺らしながら楽しんだり、マイクを向けられたときは一緒に歌ったり、会場が一体となって盛り上がった。そんなファンの大歓声に、投げキスで応えたキム・テウは「早いうちにソロコンサートもしたいです。バンド編成のライブをさせたら、僕上手いんですよ(笑)。そのときはぜひお越しください。きょうの思い出を胸の奥に刻み、いつまでも覚えていてほしいです」と最後のあいさつをし、珠玉のバラード「The words I Want to say」を大熱唱。キム・テウは圧倒的な声量の魂を震わせる歌声で会場を包み込み、心地いい余韻を残して、次につないだ。
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