「イベントレポ」N.Flyingが日本初ワンマンライブで3月5日に入隊するヨンファ(CNBLUE)に演奏ではなむけ

アンコールに登場すると、「今日、楽しかったです。全部みなさんのおかげです。このライブが決まってから本番までずっとワクワクしていました」というチャ・フン。「この日のために、毎日12時間練習しました。これほどこのステージが大事でした」とグァンジンが真面目に言えば、ジェヒョンが「初のワンマンライブが、僕たちとみなさんの中で、いい思い出になるとうれしいです。これからもヨロシクね~♪」とおどけて笑わせる。新メンバーのフェスンは「N.Flyingのメンバーになってから、初めてのことばかり。みなさんのおかげです。もっと良いライブができるように頑張ります!」と意気込みを伝えると、リーダーのスンヒョプが「僕たちは音楽が好きで、ライブが好きでたまらないグループ。僕たちの居場所はステージです。いつも僕たちの前にはみなさんがいるから心強い。今日は大切な思い出を作ってくれて本当にありがとうございます。これからもたくさん会いに来ます、待っていてください!」と力強く宣言すると、大きな拍手が上がった。

ボーカルのフェスンが加入してから、日本ではFTISLNAD、CNBLUEの武道館公演のオープニングアクトなどで大舞台を経験してきたが、N.Flyingにとっては初のワンマンライブであり、フェスンにとっては初のライブハウス公演。1ステージごとに演奏力もチームワークも着実に上がっていくのを感じていたが、このライブは、その結実。初ワンマンとは思えぬ充実した攻めのライブを見せてくれた。

フェスンという抜群のボーカリストの加入でツインボーカルという武器を手に入れただけでなく、N.Flyingらしさでもあるスンヒョプのラップを一層引き立たせる相乗効果を得た。これまでコーラスパートを担当していたグァンジンがベースに専念できるようになり、演奏力も格段にアップし、バンドとしての成長も著しい。加えてフェスンの持つ明さがN.Flyingの楽曲やムードを次の次元に引き上げてくれた印象も大きい。フェスンというラッキーボーイの加入で加速度的に良い方向に進んでいる彼らが、これから日本でどんなライブを見せてくれるかを期待したい。

写真:ヤマダマサヒロ

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  • 2018.03.05