「初ワンマンにようこそ! 今日を待ってました」といっぱいの客席を見渡し興奮気味に話し出すリーダー、スンヒョプ。「ついにこの日が来ました」というチャ・フンの言葉を受けドラマーのジェヒョンは、「(ポジションの)後ろから客席を見ながら、今日、最高の、イチバン、ゼッタイ、ステキなステージを作りたいって思ってました」とこのライブに懸けるい想いを語ると、「今日、最高のステージを作りたいです! みなさん、準備はいいですか?」と会場を盛り上げるスンヒョプ。その歓声の中、韓国最新活動曲「Hot Potato」がスタートすると、ファンの歓声はさらに大きくなる。韓国語曲だが、イントロのセリフが「フェスン、何になりたいですか?」、「じゃがいも、熱いじゃがいも!」という日本語に変わっており、ファンも大喜び。“アツアツのじゃがいものようなホットな存在になりたい”と歌うこの曲では、「N.Flying、Hot!」というファンのコールもバッチリ。
攻めの曲が続いた後に「Can’t Be Better」から歌を聴かせるミドルテンポの楽曲が続くと、フェスンの加入でツインボーカルとしてのハーモニーや掛け合いの美しい曲も増え、N.Flyingの新しいカラーが、より明確になってきたのを感じさせる。もちろん、スンヒョプのラップをロックに乗せたミクスチャー色の強い懐かしのインディーズ時代の曲も披露されたが、初期の楽曲でもフェスンのハイトーンのシャウトやハモりが彩を添え、よく知る曲でも新しさを感じさせた。
中盤では事務所の先輩であるCNBLUEの楽曲をカバー。「僕たちが大好きな先輩です。これからあまり会えなくなるのが悲しくて準備しました。みなさん、一緒に歌ってください」と3月5日にメインボーカルのヨンファが入隊するCNBLUEへのはなむけを演奏に込める。
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