-今回のシングルはどういうコンセプトで、ハッピーソング「Anniversary」と切ないバラード「Rain」が収録されることに決まったんでしょうか?
今回のシングル2曲は、内容的にギャップがあるじゃないですか。「Anniversary」は良いときの記念日に聴いてほしい曲。皆さんを祝福するための曲なんですが、「Rain」は彼女と別れた後、“もっと優しくしてあげればよかった”と後悔する気持ちを表現した曲なので、ギャップがあります。それで、今回のコンセプトは、人は人生の中で、いろんな道があるじゃないですか。その選択によって、幸せなときもあるし、悲しいときもあるんだけど、どの道を選んだとしても、それが全て良い経験になって、もっと幸せになってほしいという思いから、いろんな道があるということを皆さんに聴かせたい、そういうイメージでこの2曲になりました。
-「Anniversary」は「友達の結婚式で歌いたい」と言っているファンの方もいましたが。
お~、それうれしいですね。いろんな場所で使える曲になるのは、歌手にとってはめっちゃ幸せなことですから。記念日って、個人的な記念日もあるし、自分がこの日は記念日だと決めたら、その日が記念日になるじゃないですか。だから1年の中にたくさんあると思うんです。その記念日に、この曲をみんなが歌ってくれたらうれしいし、聴きながらもっと幸せになってほしいです。
-フンさん自身もたくさんの記念日があると思いますが、最近の一番印象的な記念日というと?
それは1月17日ですね。キソプの記念日だから。キソプの誕生日です。
-そういえば、キソプさんの誕生日を祝うファンクラブ広告の前で撮った写真をインスタグラムにアップしていましたね。
キソプが写真を撮りに行くとき、僕にも撮ってほしいと言ったから、一緒に撮りに行ってきたんです。だから、キソプがその写真をインスタグラムにアップした後、「僕も行ったよ」ってアップしました。
-キソプさんにはお祝いのメッセージは送ったんですか?
もちろんです。夜12時7分ぐらいに。ちょうどその頃「韓流ザップ」に出ていたんですけど、夜12時を過ぎたら17日になるから、12時ちょうどに送りたかったんですけど、少しボーッとしていて7分遅くなってしまいました(笑)。
-「Anniversary」のPVでは結婚式シーンも出てきますが、撮影エピソードがあれば教えてください。
内容的には彼女に一目惚れして、すぐ結婚するみたいな感じになっているんですけど、監督さんから、僕の表情で、彼女に一目惚れしたってことが分かる演技をしてほしいと言われたんですよ。それで、僕がその演技をしたら、その現場にいるスタッフの皆さんが大きな拍手をくれました。
-演技が素晴らしかったということですね。
僕はあんまり演技をしていないのに、拍手をもらって変な気持ちでした(笑)。
-結婚式のシーンはどうでしたか?
ドラマではやったことがありますけど、PVでは初めてで、ファンのみんなが嫉妬するんだろうなと思いながらやりました(笑)。それで、やりすぎたらダメだ、ファンのみんなのことを考えながらやろうと思って。最後のシーンが、キスをしているみたいに見えるから、ファンのみんなが「最後キスしたの?」って心配していましたけど、「最後キスはしていないです!」ってことを知らせたいです。
-今回のPVも1人で、メンバーがいない寂しさなどは感じませんでしたか?
やっぱり寂しいですよ。特に、待っているときが。もちろん、撮影中はスタッフの皆さんが応援してくれたから、幸せな気持ちでできたんですけど、もっと楽しく撮影できるのは、メンバーがいるときだと思います。
-レコーディングはどうでしたか? 何かエピソードがあれば教えてください。
1曲に3、4時間ぐらい時間をかけたんですよ。何回も歌ったので、次の日声が出なくなりました(笑)。
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