まずは高い視聴率をマークし、好評のうちに最終回を迎えた最新主演作「耳打ち」。イ・サンユンの代表作のひとつである「いとしのソヨン」から再びタッグを組んだ共演のイ・ボヨンについて、「『いとしのソヨン』ではイ・ボヨンさんが演じた役がストーリーをリードして、僕はそれをサポートするような役でした。今回の『耳打ち』では、2人で一緒に物語を進めていったような感じがしています。お互いに相談し合ったり、助け合ったり応援し合ったりしながら作品を作りました」と「いとしのソヨン」から経験を重ねて成長した自身と合わせながら撮影時を振り返る。
そして昨年のファンミーティングの時にちょうど撮影中だったという「空港に行く道」。不倫ではないかと言われてしまう既婚者同士である大人のラブ・ロマンスを描くにあたり、やはり苦労があったようで「作家の方が文章を書く方法と、俳優たちがそれを演技するやり方、そして演出家の方々の手法、そういったものが全部それぞれに慎重なアプローチをしていたと思います。悪く見えないようにたくさんの努力をしましたが、やはり事実だけを見れば誤解を受ける部分が充分にあったと思います。韓国では放送時から今でもそこは議論があるところなんです。それでも僕にとってはこの作品に参加できたことはとても意味のあることだったと思います」と真摯な言葉で作品への思いを語った。
そしてその「空港へ行く道」から名シーンベスト3がチョイスされ、さらに抽選で選ばれたファンがイ・サンユンと一緒にそのシーンをステージ上で再現するというスペシャル企画が行われた。(5ページに続く)