Q. 今回演じられたイ・ギョム、そしてハン・サンヒョンはどんな役柄ですか?
イ・ギョムは仕方ない理由と、大きな障害によって叶わない切ない初恋をする人物です。とてもピュアで純粋な、自分の気持ちを素直に表現するタイプだと思います。
現代のハン・サンヒョンという人物は主人公のソ・ジユンという人物と本質的に同じハートを持っている、同じ考えと価値観を持っているため、一緒に苦難を乗り越えていきますが、基本怖いものなしの熱血漢な若者です。
Q. 「師任堂(サイムダン)、色の日記」がドラマ初出演、そしてこの大作の中でも重要な役どころでしたが、感想は?
最初はとてもプレッシャーに思えました。オーディションを通じてキャスティングされましたが、一人二役というのも重荷だったし。その負担を感じただけあって、練習をたくさんしました。そのプレッシャーに押し潰されてはいけないと思い、プレッシャーを感じても素早くスイッチして、私ができることに集中したいと思いました。大きなドラマであり、出演される方々も凄いのでいろんな要素がプレッシャーとして作用したのは事実です。
Q. 現場の雰囲気はいかがでしたか?
私の立場からすると、まったく余裕など感じる暇もなかったです。先輩俳優の方々は経験も豊富だし、どんな状況が与えられても余裕でこなせると思います。私は一日に出演シーンが一つしかなくても、そのシーンを撮影するための緊張ぶりが半端じゃなかったですね。(笑)
現場で凄いと思ったのは、監督が毎日私だけでなく、スタッフの方々や先輩俳優たちを、一人ずつハグしてくれるんです。撮影が終わってからも同じくハグしてくれます。50~60人を一人ずつハグしてくれるんです。それが監督からの今日も撮影頑張ろうというメッセージだと私は思いました。そのおかげで心がとても安らげて、皆が互いに信頼しながらやれたと思います。
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