■チョ・スンウ「このラインアップなら断る理由がなかった」
チョ・スンウは、宮にかけられた呪いを終わらせようとする“王”を演じる。名前ではなく「王」として存在する人物で、宮に隠された秘密を最も多く知る重要な役どころだ。
出演を決めた理由についてチョ・スンウは、「台本を読んだ時、純粋に物語が面白かった。王と大妃の関係性も興味深く、ドラマ、オカルト、アクション、ファンタジーなど、さまざまな要素が絶妙に調和していた」と語った。
さらに「僕が一番最後に合流したのですが、キャスティングラインアップを見た瞬間、『これは断る理由がない』と思いました」と笑顔を見せ、「今を代表する俳優たちの勢いに乗るのも悪くないと思いましたし、チェ・ジョンギュ監督とは3度目の仕事だったので、喜んで参加しました」と冗談交じりに会場を和ませた。
監督との仕事についても、「監督を困らせるくらい何度も電話をして質問し、作品について話し合いました。監督は『話し終わると疲れてため息をつき、たばこを吸いに行く』と言っていましたが、それくらい納得するまで意見を交わしました」と笑いながら振り返り、「その分、お互いが作品に全力で向き合えたと思います」と信頼をのぞかせた。
一方で、“王”という役柄を表現する難しさについても率直な思いを打ち明けた。
「一人だけが目立つような演技をするつもりはありませんでした。他の登場人物とのバランスを大切にしたかったんです。王は宮の呪いによって息子たちを失い、最後に残った息子まで失う危機に直面している、とても孤独で寂しい人物です。宮の内外で抱える苦悩や葛藤、すべてに押しつぶされそうになる姿を表現することが一番難しかったです」
■韓国の伝承が生んだ新たな宮中オカルト
「トングン -呪いの宮-」では、VFX(視覚特殊効果)を積極的に取り入れ、鬼や怨霊など幻想的な存在をリアルに描き出し、重厚な世界観を作り上げている。
チェ・ジョンギュ監督は、「作品に登場する鬼は、韓国に古くから伝わる説話や伝承をモチーフにしました。ただ、それらを細かく説明するよりも、姿やデザインを通して直感的に伝わるよう意識しました」と説明。
続けて、「原典となる説話や伝承の特徴は失わないようにしながら、できるだけ簡潔でシンプルに表現することを心掛けました」と制作へのこだわりを語った。
さらに「韓国ならではの情緒やビジュアルを生かしながらも、世界中の視聴者が自然に作品へ入り込めるよう、物語は普遍的に描くことを意識しました。特に色彩には力を入れており、韓国の伝統文化から多くの着想を得ています。映像を見る楽しさも感じてもらえる作品になっています」と自信をのぞかせた。
最後にナム・ジュヒョクは、「予告編を見て『怖そう』と思う方もいるかもしれませんが、それほど怖い作品ではありません」と笑顔を見せ、「ミステリーやアクション、人間ドラマなどさまざまな魅力がありますので、ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです」と視聴を呼び掛けた。
チョ・スンウが「説得力のある怖さ」と表現した「トングン -呪いの宮-」。韓国の伝承と宮中ミステリー、オカルト、アクションが融合した新たな世界観で、この夏のNetflix話題作となりそうだ。
Netflixシリーズ「トングン -呪いの宮-」は、7月17日(金)より世界独占配信される。
WOW!Korea提供



