チェ・ジョンヒョプ、視線だけで完成させた「君がきらめく季節に」の物語



俳優チェ・ジョンヒョプが「君がきらめく季節に」で、まなざしだけで物語を完成させ、作品をけん引している。

MBC金土ドラマ「君がきらめく季節に」でアニメーターのソヌ・チャン役を演じるチェ・ジョンヒョプは、キャラクターの複雑な内面を緻密な表現力と繊細なまなざしで描き出しながら、視聴者を魅了している。

物語の後半では、ソヌ・チャンの失われた記憶が明らかになり、チェ・ジョンヒョプの真価が発揮されている。ハラン(イ・ソンギョン)に言えなかった秘密への罪悪感を抱きながらも、ハランに対する切ない本心をそのまま視線に込めた。

第7話のエンディングでは、自分を慰めるハランに対し、押し殺してきた感情を爆発させるかのように切実なアイコンタクトを交わし、“相互救済ロマンス”の頂点を描いた。

記憶の断片を前に感じる衝撃と不安も、不安定な表情と揺れる瞳で生々しく表現した。繰り返されるトリガー反応の末、ついに気を失う姿は、ソヌ・チャンが抱える心理的苦痛をそのまま視聴者に伝え、切なさを増幅させた。

一方、7年前の事故以降、絶縁していた父ソヌ・ソク(チョン・ヘギュン)と向き合う場面では、180度異なる冷たいまなざしで緊張感を生み出した。過去の痛ましい記憶から来る恨みや怒りを鋭い視線で表現しつつも、遅れて父の本心を知った瞬間、複雑な感情が入り混じった涙を流す姿は、チェ・ジョンヒョプの幅広い演技力を証明するのに十分だった。

第9話終盤では、チャ・スジン(イ・ジュヨン)と偶然出会ったハランを目撃し、瞬時に表情が固まるソヌ・チャンの姿が描かれ、緊張感が最高潮に達した。果たして彼がハランにすべての事実を打ち明けることができるのか、残された物語の中でチェ・ジョンヒョプがソヌ・チャンのストーリーをどのように締めくくるのかに注目が集まっている。

2026.03.24