「NewJeans」復帰協議に決着 HANNIは復帰、MINJIは未定...DANIELは契約解除へ...完全体は実現せず

5人組ガールズグループ「NewJeans」の“完全体”復帰は実現しなかった。メンバーDANIELのADOR復帰が最終的に不発に終わったためだ。

ADORは29日、HANNI(ハニ)、MINJI(ミンジ)、DANIEL(ダニエル)との復帰協議の状況について説明した。

それによると、3人のうちADORへの復帰が確定したのはHANNIのみ。ADORは、HANNIが家族とともに韓国を訪れ、ADORと長時間にわたり対話を重ねたことを明らかにし、「過去の出来事を振り返り、事案を客観的に見つめ直す時間を持った。率直な話し合いの末、HANNIは裁判所の判断を尊重し、ADORと共に活動することを決定した」と説明した。

MINJIの復帰については、現時点では未定としており、「相互理解を深めるための協議を継続している」と伝えた。


一方、DANIELとの交渉は決裂した。ADORは、DANIELについて「『NewJeans』のメンバーであり、ADOR所属アーティストとして共に活動することは困難と判断した」とし、「これを受け、本日、専属契約解除を通告した」と明らかにした。さらに、「今回の紛争を招き、『NewJeans』の離脱および復帰遅延に重大な責任があるDANIELの家族1人と、元代表ミン・ヒジンに対しては、法的責任を問う予定だ」と付け加えた。

「NewJeans」は昨年11月、ADORの専属契約違反により契約は解除されたと主張し、独自活動を行うと宣言。これに対しADORは、契約は依然として有効だとして、専属契約有効確認訴訟を提起した。その後、ソウル中央地裁民事合議41部は10月、ADORが「NewJeans」メンバーを相手取って起こした同訴訟で、専属契約は有効と判断し、原告ADOR勝訴の判決を下した。

1審判決直後、「NewJeans」メンバーは控訴の意思を示したものの、実際の控訴状は提出されなかった。この中で HAERIN(ヘリン) と HYEIN(ヘイン) は先月、ADORを通じて所属事務所への復帰を正式に発表。MINJI、DANIEL、HANNIは同日、法律事務所を通じて別途ADOR復帰の意思を伝えていた。ADORは当初「真意を確認中」とした後、「個別面談を調整中で、円滑な協議となるよう最善を尽くす」と追加説明していた。

ADORは、対話の過程でメンバーたちが長期間にわたり歪曲され偏った情報を聞いてきたことで、会社に対する誤解が生じ、最終的に紛争にまで至ったと説明した。

さらにADORは、ファンや大衆からの信頼と愛を回復するためには、時間がかかっても正確な事実関係に基づき誤解を解消する過程が必要だとの認識を共有したとし、紛争の過程で生じた論争についても、今後説明する機会を設ける方向で時期や方法を協議中だとした。

最後にADORは、事案を円満に解決し、一日も早く「NewJeans」がファンのもとへ戻れるよう最善を尽くすと伝えた。

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WOW!Korea提供

2025.12.29