
ガールズグループ「NewJeans」の完全体復帰が実現しなかった。DANIELLEが数百億ウォン規模の訴訟リスクに直面する状況となった。
29日、「NewJeans」の所属事務所ADORは「専属契約有効確認訴訟の判決確定後、MINJI(ミンジ)、HANNI(ハニ)、DANIELLE(ダニエル)および3人のメンバーの家族と多くの対話を重ねてきた」と明らかにした。
続けて「HANNIは家族と共に韓国を訪れ、ADORと長時間にわたり深い対話を交わした。その過程で過去の出来事を振り返り、事案を客観的に見つめ直す時間を持った。率直な話し合いの末、HANNIは裁判所の判決を尊重し、ADORと共に活動することを決断した」と説明した。
また「MINJIもADORと対話を続けており、相互理解を深めるための協議を継続している」と伝えた。
一方で、DANIELLEとの専属契約は解除された。ADORは「DANIELLEは『NewJeans』のメンバーであり、ADOR所属アーティストとして共に活動することは困難だと判断し、本日、専属契約解除を通告した」とし、「今回の紛争を招き、『NewJeans』の離脱および復帰遅延に重大な責任があるDANIELLEの家族1人と、ミン・ヒジン前代表に対しては法的責任を問う予定だ」と明らかにした。
さらにADORは「対話の過程で、メンバーたちが長期間にわたり歪曲され偏った情報を聞いてきたことで、会社に対する多くの誤解が生じ、最終的に紛争へと発展したことを知った。紛争過程で生じたさまざまな論争についても、今後説明の機会を設ける予定で、時期と方法を協議中だ」と付け加えた。
これにより「NewJeans」はDANIELLEを除く4人体制となった。すでにADOR復帰が決まっていたHAERIN、HYEINに加え、今回HANNIも合流したが、DANIELLEの復帰が不発に終わり、完全体での再始動は実現しなかった。
昨年11月、「NewJeans」はADORに専属契約解除を通知し、独自活動を宣言。「NJZ」というチーム名で活動していたが、ADORが申し立てた広告契約締結禁止および企画会社地位保全の仮処分申請が全面的に認められ、独自活動は禁止された。
その後、「NewJeans」は専属契約有効確認訴訟について控訴せず、裁判所の判断に従いADORへ復帰していた。
WOW!Korea提供








