2023年5月に韓国で開幕し、またたく間に話題沸騰となった新作ミュージカル「神が僕を創る時」が2024年10月18日(金)にこくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて日本人キャストによって開幕しました。
親、家庭環境、経済力、外見など、自分で選択できないことで「どうせ人生の大半が決まってしまう。」と諦め嘆く世代へ「自信を持て!!今のあなたで大丈夫!!」と、ポジティブパワー全開で、ロック♪、ポップス♪、R&B♪など、耳に残る軽快なバンドサウンドと共に活気あふれるステージでダイレクトに魂に響かせます。
人間創造に熱意を失った神様役は元宝塚トップスターの真琴つばさとSUPERNOVA(超新星)のグァンスが演じます。また、神に立ち向かい人生の払戻しを求める林(ハヤシ)役には竹中凌平と、高橋駿一が、神様ですら忘れかけた世界の美しさを写真に収めようとする若空(ヤング)役には渡辺みり愛と藍染カレン(ZOC)、全てを手に入れ豊かな人生を送った長井(ナガイ)役には中山咲月とウゴン(TRITOPS*)がそれぞれWキャスト編成で日本版ミュージカル「神が僕を創る時」をお届けします。
今回の公演では、真琴、竹中、渡辺、中山のチームと、グァンス、高橋、藍染、ウゴンのチームという2つのチームで上演します。
開幕前にはゲネプロ取材会が行われ、真琴、竹中、渡辺、中山、グァンス、高橋、藍染、ウゴンと演出の磯貝龍乎が登壇。公演への思いを語りました。
取材会では最初に真琴が「韓国ミュージカル初の日本公演初日を迎え、楽しみと重責を感じています。いい意味でチーム力が高まってきたので、このパワーで初日を迎え、明日初日を迎えるグァンスさんチームに良い具合にバトンを繋いでいきたいと思います」と挨拶。
続いて竹中は「今、ゲネを終えたところなのですが、油断してケガをしないように細心の注意を払い、良い作品を届けられるように頑張りたいと思います」と意気込みました。
渡辺は「ヤングはとにかく元気な子なので、皆さんに元気になってもらえるように明るく演じています。ぜひ観てください」、中山は「今回、龍乎さんの演出でアドリブが盛りだくさんになっております。このような役を演じるのも初めてで緊張しつつ、探りつつやっていますが、毎日毎日、違う公演が観られると思っておりますので、ぜひ何度でも足を運んでいただけたらと思います」とそれぞれコメント。
グァンスは「真琴さんのチームのゲネプロを楽屋の画面で観ながら、自分も出演させていただく作品なのにも関わらず、この作品って楽しいなと改めて大好きになりました。明日の初日、僕たちも頑張って皆さんにお届けできたらと思います。一刻も早くお届けできたらと思いますし、すぐに本番をやりたいというくらい勢いがすごいです。楽しみにしていてください」と声を弾ませました。
高橋は「林くんは喜怒哀楽をはっきり表現する役柄なので、それをお見せして皆さんに楽しんでいただければと思いますし、僕自身も楽しんでいきたいと思います。このカンパニーの皆さんと素敵な作品を作り上げてきたので、お客さんという最後のピースが入って、最高に盛り上げて、最後までケガなく走りたいと思います」と力を込めます。
そして、藍染は「ヤングちゃんという経験したことがない役柄を演じることができ、とても貴重な経験をさせていただいているという気持ちです。素敵な皆さんと一緒にお芝居できることを心から嬉しく思っています。お客さまに心から楽しんでいただけるように頑張っていきたいと思っております」、ウゴンは「長井と自分は真逆ですが、頑張って長井を演じられるように最後の最後まで頑張ります」と語りました。
また、演出の磯貝は「それぞれのチームのゲネプロを観させていただきましたが、両方ともとても感動しました。早く皆さまにお見せしたいという気持ちでいっぱいです。キャスト一人ひとりがものすごく良くて、僕は役者をやめようと思ったほどでした(笑)。それくらいすばらしい作品になっています」と自信をのぞかせました。演出面での見どころを聞かれると「巨大なスクリーンがあるので、パーンと大きな映像を見せているので分かりやすいと思います。さらに素敵な照明。煌びやかで素敵です。それからなんといっても個性豊かなキャスト陣です。キャストの皆さんが広い舞台を駆け回ります。歌もダンスもとっても素敵で、全てに見どころが詰まっていると思います」と熱く語りました。
さらに、それぞれのチームの雰囲気を聞かれると真琴は「チームによって全く違う作品になっています。それが今回のさらなる楽しみだと思います。グァンスさんチームは、全員がそろうと入道雲みたいな印象を受けるんです。私たちはそれぞれはしっかりしているけれども、4人が揃うとどこか抜けていて綿雲みたいなほのぼのとした雰囲気が出ていると思います」と回答。一方、グァンスは「僕は真琴さんチームの雰囲気は、穏やかで皆さん仲良くて少しだけ羨ましいなってずっと思っています。僕たちが仲が悪いわけじゃないんです(笑)。ただ、僕が人見知りで自分から皆さんに話しかけにいけない性格なので、それぞれに声をかけている真琴さんを見習わなくちゃなと思います。僕のチームの良さは何も話さなくてもお互いに阿吽の呼吸ができているんじゃないかなと思って、大好きです」と話しました。
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