兵務庁長が軍服務中に飲酒運転で物議を醸したグループ「BTS(防弾少年団)」のSUGAが、懲戒を受けていないことに対する立場を明らかにした。
きょう(11日)国会で行われた国防委員会の兵務庁国政監査には、キム・ジョンチョル兵務庁長が出席した。
8月に社会服務要員として兵役履行中のSUGAが、勤務外時間に電動スクーター飲酒運転をして警察に摘発された。 この日、キム庁長はSUGAの未懲戒に対して「妥当だとは思わない。私たちが教育や教化をしている」という立場を明らかにした。
現役兵は社会服務要員とは異なり、勤務時間外や休暇中に犯した飲酒運転にも懲戒を受ける。 これに対してキム庁長は「(兵役)法で規定しているのでそうだ。(現役兵らが)不利だと感じられるが、法適用の問題は社会服務要員基準でいろいろなことをすることもあると思われる」と、話した。
先立ってSUGAは、8月にソウル・ヨンサン(龍山)区ハンナムドン(漢南洞)一帯で飲酒後に電動スクーターに乗って帰宅する途中、警察に摘発された。 当時、SUGAの血中アルコール濃度は免許取消水準(0.08%)をはるかに超える0.227%だったという。
以後、9月30日、ソウル西部支法の略式7単独イ・ユソプ判事は9月27日、道路交通法上飲酒運転の疑いで略式起訴されたSUGAに罰金1500万ウォンの略式命令を下した。 略式起訴とは、検察が正式に裁判に渡さず、裁判所に罰金などの略式命令を下すよう請求する手続きで、当事者と裁判所が正式裁判の回付意思を明らかにせず、略式命令が確定した。
一方、SUGAは昨年9月22日に訓練所に入所し、現在、社会服務要員で代替服務中だ。 除隊予定日は来年6月22日だ。
WOW!Korea提供