以下、ADOR側の立場全文

こんにちは。ADORです。

ADORとイルカ誘拐団間のミュージックビデオ製作用役契約には、ミュージックビデオはもちろん2次的製作物に対する権利もすべて、ADORの所有となっています。したがって、ADORの承認なしに「NewJeans」のIPが含まれた映像を、イルカ誘拐団のチャンネルに掲載することは、明白な用役契約違反事項です。

このような理由でADORは、イルカ誘拐団に「著作権およびアーティストの肖像権の使用許諾に関する合意と承認があったという証拠（Eメール、カカオトーク可能）を提示されたり、そうでなければ“ディレクターズカット”を下ろすのが正しい」という要請を契約条項と共に伝達しただけです。アーティストの著作権を保護することは、レーベルがすべき当然のことです。もし、イルカ誘拐団がADORと合意したことがあれば、提示すればいいことです。この内容に対して、いかなる根拠も提供されない状態で、ADORはアーティストの著作物を保護するために、原則に従うしかありません。

ADORが、イルカ誘拐団が製作した「NewJeans」の「『ETA』ミュージックビデオ・ディレクターズカット」の掲示に対して、「広告主のブランドが反映された部分を削除したり、映像を下ろしてほしい」という要請を受けたことも明確な事実です。（以下の画像は、当時内部報告されたスラックメッセージです）

ADORは、イルカ誘拐団にハン・ヒスのチャンネルに掲載された映像を消すように言ったことはありません。ハン・ヒスのチャンネルは、ADORの構成員が当時の「オンラインチャンネル新設ガイドライン」に従って生成したアカウントです。ADORは、アーティストの著作権を保護するために、「『ETA』ミュージックビデオ・ディレクターズカット」映像に対する事実確認手続きを進めただけで、ハン・ヒスのチャンネルに対しては言及したことがありません。ADORもまた、ハン・ヒスのチャンネルがなくなることを望んでいません。イルカ誘拐団がチャンネルを運営なさってもいいです。ただ、アーティストの著作物に対して、契約を通じて約束されたことだけ守っていただければ結構です。

イルカ誘拐団の契約違反事項に対する指摘に過敏に反応して、全体のコンテンツを削除することは、クリエイターの純粋な苦痛から始まった行動でも、「NewJeans」とファンのための行動でも考えられません。YouTubeチャンネルを人質に、アーティストとファンダムの不安を加重させることは、これ以上ないことを願います。

不必要な論議でご心配をおかけした点、「NewJeans」のメンバーたちとBunnies（「NewJeans」のファンダム名）に申し訳ないという言葉を伝えます。ADORでは、この問題に対して正確な事実関係に基づいて、できるだけ早く締めくくるように努力します。

ありがとうございます。

 

WOW!Korea提供