■国楽やロック感性など多彩な魅力で観客を魅了
「TOMORROW X TOGETHER」の情熱的なライブパフォーマンスと一味違った編曲、多様なコンセプトのステージは観客を充分に魅了した。「Sugar Rush Ride」はオールタナティブポップダンスジャンルの原曲を国楽バージョンに編曲して北米ファンに深い印象を残して大きな反応を集めた。彼らは「Growing Pain」と「動物園を抜け出したピューマ」で爆発的なロック感性を見せたり、致命的な魅力の「The KILLA(I belong to you)」(スビン、ヨンジュン)と青春のエネルギーが感じられる「Quarter Life」(ボムギュ、テヒョン、ヒューニングカイ)など正反対の雰囲気のユニットステージで見る楽しさを加えた。
これ以外にも、彼らはスティングの「English Man in New York」やクイーンの「We Will Rock You」など現地の人気曲を短く歌唱し、NHL(北米アイスホッケーリーグ)ニューヨーク・レンジャースとNBA(アメリカプロバスケットボール)のシカゴ・ブルズなど公演地域を本拠地にしたスポーツチームのジャケットを舞台衣装として着用するというセンスを発揮した。
「TOMORROW X TOGETHER」は、「どんな曲でも一緒に踊って一緒に歌ってくれる姿を見て本当に幸せだった。一生懸命努力して走っていく。たとえ(米国に)頻繁に来ることはできないが、一度来たら一生忘れられない思い出を作ることを約束する」と伝えた。
一方、北米ツアーを盛況のうちに終えた「TOMORROW X TOGETHER」は7月、日本で3度目のワールドツアーを続けていく。