「インタビュー」映画「リバウンド」チャン・ハンジュン監督、「イ·シニョンさんは見るやいなや、一目で気に入りました」、「スラムダンクの国、日本で『リバウンド』が公開されるなんてわくわくするし緊張もします」

)韓国全土が熱狂!たった6人の選手と新任コーチが起こした奇跡の実話を完全映画化!
「ナルコの神」クォン・ソンフィ&「キングダム」キム・ウニ脚本家×『犯罪都市』シリーズ製作スタッフが集結

2012年、交代選手もいないわずか6名の選手で全国大会決勝進出を成し遂げたカン・ヤンヒョンコーチと、釜山(プサン)中央高校バスケットボール部。韓国全土に衝撃と旋風を巻き起こした実在するチームの奇跡の物語が構想11年の時を経てこの度映画化となる! 監督を務めるのは、韓国初の医療サスペンスドラマで日本でもリメイクされ話題となった「サイン」で脚本と演出を手掛け、映画『記憶の夜』など監督としても多くの作品を輩出しているチャン・ハンジュン。脚本は、映画「工作 黒金星と呼ばれた男」で第27回釜日映画賞脚本賞を受賞しNetflixシリーズ「ナルコの神」等でも知られるクォン・ソンフィと、Netflixシリーズ「キングダム」、ドラマ「シグナル」など話題作が続き大韓民国最高と定評のあるキム・ウニら韓国屈指の豪華スタッフがタッグを組む!

バスケットボール部員を全国大会の決勝という晴れの舞台へ導く、カン・ヤンヒョンコーチ役にはドラマ「タッカンジョン」、「マスクガ―ル」や映画『シークレット・ジョブ』のアン・ジェホン。バスケットボール部の部員には、「魅惑の人」、「愛の不時着」、「浪漫ドクター キム・サブ3」などの話題作に出演し、いま大注目の若手俳優イ・シニョンを筆頭に、2AMで俳優としても活躍の幅を広げているチョン・ジヌン、「偶然見つけたハル」、「女神降臨」、「オー!マイベイビー ~私のトキメキ授かりロマンス~」といった人気作へ出演したチョン・ゴンジュ、ドラマ「恋慕」への出演が話題となったキム・テクといった新鋭俳優たちが実際にバスケットボールのトレーニングをして撮影に挑んだ。韓国では昨年4月に劇場公開され、日本の『THE FIRST SLAM DUNK』に次ぐ、韓国初の本格バスケ映画として話題沸騰!見る者全てに爽快な感動をもたらす、リアル青春ムービーが誕生した!

(オフィシャルインタビュー)

Q1.映画『リバウンド』は長い年月をかけて準備した作品だと聞きました。今回の映画で監督を務めることになったきっかけと、また決心した理由について聞きたいです。

あまり世間では知られていない実話という点に惹かれ、若い選手たちの汗と闘志をかたちにしてみたいと思い、今回監督をすることを決心しました。

Q2.『リバウンド』で初めてスポーツ映画を監督することになりましたが、 特に韓国で本格的にバスケットボールについて取り上げたのは、今回の『リバウンド』が初めてだったと思います。今回、撮影をしながら、特に気をつかった点、そして大変だった部分はどういうところでしたか?

スポーツ映画では、競技そのものが迫力あるように見せることが必須だ。そのため俳優たちは実際にバスケットボールの実力を兼ね備えていなければならず、彼らのプレイが本物だということも伝えたかった。そこで生み出された数多くの掛け合いは何度も練習されたものだ。そしてプレイに従ってカメラの動きを合わせるため、幾度もリハーサルを繰り返しました。約3ヵ月間の合宿生活を経て、リアルな試合シーンをカメラに収めるため、皆が努力しました。

Q3.カンコーチ役の俳優アン·ジェホンさんは実在の人物と非常に高いシンクロ率を披露し、素晴らしいキャスティングだったと思います。アン·ジェホンさんをキャスティングすることになった理由と、演技の点でアン·ジェホンさんに何か助言したことはありましたか?

アン·ジェホンさんは韓国の俳優の中でも、細かな感情表現ができるかなり優れた俳優です。 そして、実際のカンコーチと似た身体つきと容姿だったため、キャスティングすることになりました。 実際、アン·ジェホンさんはカンコーチと同じ身長で、ヘアスタイルや風貌もシンクロ率をさらに高めるために努力されていました。演技面では、誇張したり、状況展開のためのジャンルにとらわれた演技ではなく、できるだけ自然な演技をお願いしました。

Q4.釜山中央高校の選手を演じた他の俳優も、実際の人物と似た俳優をキャスティングされたと聞きました。 オーディションを進行しながら、重要視していたポイントを教えてください。

実際の選手たちと身体つきが似ている俳優を探すと同時に、バスケットボールの実力も重要でしたし、もちろん演技力も重要な要素だったので、キャスティングするのは容易ではありませんでした。20代の俳優ら約400人が参加したバスケットボールと演技のオーディションを通じて俳優を選抜しました。

Q5.実在の人物を描くのはとても難しいことだと思います。 監督が実際の話を脚色して製作しながら、特に気を使った部分についてお聞きしたいです。

劇的な展開のための作意的な要素を最大限排除し、実際の物語に近づけて脚色しました。

Q6.エースのチョン·ギボム選手を演じたイ·シニョンさんをキャスティングした理由についてお聞きしたいです。 また、撮影現場でどのようなアドバイスをしたのか、イ·シニョンさんと一緒に本作を作り上げてみていかがでしたか。

イ·シニョンさんは見るやいなや、一目で気に入りました。 彼が持っている平凡なように見えて綺麗な容姿に物静かな雰囲気が良かったんです。演技も良かったのですが、問題はバスケットボールをした経験がなかったということでした。 ギボムの役割はチーム内で一番バスケットボールが上手でなければならないので多くの悩みがありましたが、彼の血のにじむような努力と彼が持つ情熱で克服できると思い、キャスティングしました。 彼は特有の勤勉さと粘り強さで試合シーンを演じられていました。これからの10年がとても期待される俳優だと思います。

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2024.04.16