俳優故イ・ソンギュンさんを脅して金品を奪った元映画俳優A氏は、不法USIMカードを使うなど身分を徹底的に隠して犯行をおこなったことが明らかになった。
5日(本日)、ある韓国メディアが公開した検察の控訴状によると、元映画俳優A氏は2017年に知り合った遊興施設の室長B氏と親しくなり、その後B氏を脅したが金を奪えないでいると、故イ・ソンギュンさんを直接脅かすようになった。
これをみると、A氏はB氏のヒロポン使用の事実はもちろん、彼女が遊興施設で働きながら築いた有名人たちとの人脈にも気がついた。昨年9月、B氏はまた別の遊興施設従業員の恋人が自分を薬物使用の疑いで警察に通報しようとすると、1000万ウォン(約100万円)を渡して口止めしようとしたが、A氏はこの事実を知り、自分もB氏から金を取り戻さなくてはと覚悟を決めた。
これに彼女は、会社名義で開通した携帯電話でハッキング犯を装い、B氏にテレグラムメッセージを送り脅かしたという。この過程で、A氏は不法USIMカードとSIMカードが入っていない携帯電話を利用して、身分を隠した。B氏はメッセージを送った人物がA氏ではなく、本当のハッキング犯だと思い、故イ・ソンギュンさんに3億ウォン(約3300万円)を要求し、イ・ソンギュンさんは昨年9月に急いで用意した現金3億ウォンをB氏に渡したという。
(2ページに続く)