俳優故イ・ソンギュンさんを脅迫し、金を受け取った疑いで裁判にかけられた、元映画女優と遊興施設の室長が立場の差を見せた。
14日(本日)、インチョン(仁川)地裁の刑事4単独審理で、恐喝・恐喝幇(ほう)助・恐喝未遂・電気通信事業法違反・道路交通法上無免許運転の疑いを持たれている、元映画女優A氏と恐喝容疑が追加で適用された遊興施設の室長B氏の初公判が開かれた。
A氏側は、「全般的な事実関係について認める」とし、「次の期日に具体的な意見を明らかにする」と述べた。
しかしB氏側は、「ハッキング犯から脅迫されているという事実を知らせただけで、被害者に対する処分行為はなかった」と、疑いを否認した。続けて、「一部の容疑については、害悪の告知可否で争う部分があるので、次の期日に意見を出す」とつけ加えた。
何より、A氏は子どもを抱いて法廷に出席し、注目を集めた。裁判の過程でA氏の子どもは泣いたりしたため、判事はA氏に「裁判のたびに子どもを連れて出廷するつもりか」と聞いた。するとA氏は、「はい」と答えた。
先立って、A氏は昨年10月、故イ・ソンギュンさんに2億ウォン(約2200万円)を渡せと脅迫し、5000万ウォン(約550万円)を受け取った疑いなどで起訴された。またB氏は同年9月、「身元が分からないハッキング犯に脅迫された」と故イ・ソンギュンさんから、3億ウォン(約3370万円)を奪った疑いを持たれている。
一方、薬物使用の疑いで警察の捜査を受けてきた故イ・ソンギュンさんは、昨年12月27日に亡くなった状態で発見された。
WOW!Korea提供