俳優の故イ・ソンギュンさんを脅迫して3千万円以上を横領した脅迫犯たちが裁判を受ける。
本日(14日)インチョン(仁川)地方裁判所は恐喝・恐喝幇助・恐喝未遂・電気通信事業法違反・道路交通法上の無免許運転疑惑を受けている元映画俳優A氏と恐喝疑惑が追加で適用された遊興施設の室長B氏の初裁判を進行する。
5日、連合ニュースが公開した検察控訴状によると、A氏は2017年に知り合ったB氏と親しく過ごし、以後身分を隠したままB氏を脅迫しお金を受け取ることができないとイ・ソンギュンさんを直接脅迫した。
A氏は、B氏のヒロポン使用事実をはじめ風俗店で働いて作った有名人との人脈に気づいた。 また、B氏のヒロポン使用の事実を知り、B氏が薬物使用の疑いを通報しようとする人物に1千万ウォンを渡して口止めしようとする事実を知った後、自分もB氏からお金を巻き上げなければと決心した。
これに対し、A氏は身分を隠してハッキング犯を装って、B氏にテレグラムメッセージを送って脅迫した。 この過程でA氏は不法SIMカードなどで身分を隠した。 B氏はメッセージを送った人物が本当のハッキング犯だと思い、イ・ソンギュンさんに「携帯電話がハッキングされ脅迫されている」として3億ウォン(約3千万円)を要求した。 イ・ソンギュンは昨年9月、急いで用意した現金3億ウォンをB氏に渡したと。
しかし、B氏は現金3億ウォンを一人で手にした。 すると、B氏から1億ウォンを受け取ろうとして失敗したA氏は、直接イ・ソンギュンさんを脅迫し始め、この過程でも不法SIMカードを利用したという。 イ・ソンギュンさんに1億ウォンを要求したA氏は半分に要求額を下げ、5000万ウォンを受け取った。
B氏は薬物使用などの疑いで昨年から裁判を受けている。
一方、故イ・ソンギュンさんは薬物使用の疑いで警察の捜査を受けていたところ、昨年12月27日にこの世を去った。
WOW!Korea提供