俳優の故イ・ソンギュンが主演を務めた映画「眠り」がフランスのジェラルメ国際ファンタスティック映画祭で最高賞である大賞を受賞したとAFP通信が28日(現地時間)報道した。
「眠り」は新婚夫婦ヒョンス(イ・ソンギュン)とスジン(チョン・ユミ)の物語で、夫が真夜中に寝ていて変な行動をし始めてから起きることを描いたミステリースリラー映画だ。 ポン・ジュノ監督の弟子として知られたユ・ジェソン監督の長編デビュー作で、イ・ソンギュンさんが夫のヒョンスを演じた。
「眠り」は批評家たちから好評を得ており、新人監督作品としては異例の第76回カンヌ国際映画祭批評家週間部門に招請された。 眠る瞬間、見知らぬ人のように急変して家中を歩き回りながら予測不可能な行動を繰り広げる夫と、それによって不安に震える妻は一つの空間に住み、最も信頼する存在が恐しい対象となり、避けられない恐怖に向き合うしかない内容だ。 当時、独特のストーリーと予測が難しい展開で起立拍手を受けた。
(2ページに続く)