「インタビュー2」女優パク・ミニョン、ドラマ「私の夫と結婚して」役作りや話題になった衣装について語る

<インタビュー1>の続き

ドラマ「私の夫と結婚して」は2回目の人生、ドタバタのような運命を彼らに返してやろうという本格的な運命開拓ドラマだ。主人公のカン・ジウォンを演じた女優パク・ミニョンは、劇中、回帰前のがん患者を演じるために37キロ台にまで減量し、話題を集めた。最近は、がん患者のために1億ウォン(約1100万円)を寄付して、よい影響力を見せている。

演技をする時が一番幸せだと明らかにしたパク・ミニョン。その幸せはどんな意味なのか尋ねると、「37キロにまで減量してみましたが、絶対にやることではないですね。朝目覚めるとめまいがして壁をつかんで立たなければならないんです。あまりにも苦労して日常生活をすることになるんですが、そのやせこけた姿がいよいよ画面に映る時は、とてもうれしかったです。皮肉にも体は病気になっている感じですが、キャラクターを具現化したということがうれしかったです」と明かした。

続けて「そのような点で、おかしなほどに演技する時だけがいいんだと思いました。横になっていて起きて、行って何かをやりながら幸せを感じるんです。帰ってきたらまた横になっている。そういうところでその感じがしました。また乾いていた感情が演技をしながら時には怒ってみたり、子どものようにわあわあと泣いてみたりロマンスをする時は笑ってもみたり。そのようなことが今は私の人生の一部になった感じです」と演じる意味を語った。

また、その程度の激しい減量は「絶対にだめだ」と強調もした。パク・ミニョンは「健康な生活を維持するために必要なすべてのエネルギーがなく枯渇させることなので、全く幸せではない。力がなく骨だけのような状態で鏡を見るとみすぼらしいです。ただ痩せている人という状況が与えられたのなら、絶対にあれほど減らすことはなかったんですが、がん患者というキャラクターにあまり軽く接近したくなかったんです」とその理由を伝えた。

「あまりにも体が大変なら、どれほど苦しいかをほんの少しですが理解できました」と寄付の背景を明かしたパク・ミニョンは「短いシーンなのに、そこまやったのかという方もいるでしょう。でもきちんとお見せしたくて、ある意味『パク・ミニョンの顔どうしたの?』、『なんでこんなに痩せたの?』と言われるほど痩せました」と伝えた。 続けて「病院服を着る1か月間は1人で撮影する時でした。地方での撮影中に食堂に行けば、皆さんが私だと気付かずに本当の患者さんだと思って、毎回私にいろんなものを持ってきてくださったんです。サンチュなどをたくさん食べれば健康になると、気遣ってくださったりもしました」と裏話を明かした。
(2ページに続く)

関連記事

2024.02.21