住⺠代表として地位を確⽴し、満⾜げなヨンタク
マイクを⼿にノリノリで熱唱するイ・ビョンホンの姿が・・
「笑いと緊張が繰り返されているところがこの映画の⼤きな魅⼒」
2024 年の幕開けに合わせて新たに解禁されたのは、ファングンアパートで開催された新年のお祭りを映した本編映像。イ・ビョンホン演じる住⺠代表のヨンタクが住⺠におだてられ、ステージ上で⼗⼋番を熱唱するシーンが捉えられている。
⼤災害後初めて新年を迎えたファングンアパートではお祭りが開催されていた。そんな中、マンションの外で⽣き延び、再びファングンアパートへと戻ってきたパク・ジフ演じるへウォン。イ・ビョンホン演じる住⺠代表のヨンタクが彼⼥を住⺠の⼀員に迎え⼊れ、ステージ上で挨拶をすると、キム・ソニョン演じる婦⼈会会⻑グメら住⺠達から「ついでに歌って」と歓声が上がる。住⺠からもてはやされ、マイクを⽚⼿にカラオケの⼗⼋番を指定したヨンタクは「住⺠のみなさん、愛してます」と指ハートを披露。
ノリノリでダンスをしながら⼗⼋番の「アパート」を熱唱する、お祭り騒ぎの様⼦が映し出されている。
しかしそんな賑やかな様⼦とは裏腹に、映像の端に映るヘウォンは怪訝そうな顔で住⺠らを傍観。さらにヨンタクは強い⼝調で⼗⼋番の曲を指⽰するなど、不穏な空気も垣間⾒える。冴えない男が住⺠代表に祭り上げられ意気揚々と歌い出す姿から、権⼒を振りかざす狂気的な様⼦まで、存在感のある演技を魅せたイ・ビョンホン。お祭りのシーンについてイ・ビョンホンは「僕にとっても、映画にとっても重要な場⾯だと思います。プレッシャーも感じました。」と⾔及し、「笑いと緊張が繰り返されているところが、この映画の『パラサイト 半地下の家族』に続く傑作
⼤きな魅⼒でしょう。
このシーンでも笑いと同時にダークな部分が⾒えます。」と語った。ベテラン俳優として名を轟かせるイ・ビョンホンが演じたヨンタクの姿を⾒れば、本作の世界観に引き込まれること間違いなし。近づく劇場公開に乞うご期待!
(2ページに続く)