キム・ユンソク、「委舜臣三部作の中で『露梁』が一番やりたかった」

続いて「(キム・ハンミン)監督は信念に満ちた頑固さを持っている方なので信じて従いたいと思ったし、監督からはどんどん孤独になっていく李舜臣将軍を表現してほしいと注文された。誰もがこの戦争をやめようと言った時、将軍は何を考えたのか。その部分が大変だったが、胸がつまるような瞬間だった。特に最後のワンテイク海戦のシーンでは、どんな考えだったのか一番気になった。自分より先に死んでいった3人の仲間(将軍)の魂が現れて自分と共に戦っているの姿を目の当たりにした時、その後亡くなった息子(三男イ・ミョン)にも会い、それがどんな感情なのか、これをひとまず全部演じ切ろうと臨んだ。ものすごい集中力が必要だった。どんな音もすべて排除した状態で、ただ声だけで感情を吐き出した。ここにいらっしゃるすべての方々に助けていただいたようなシーン」と付け加えた。

「露梁」は、壬辰倭乱(文禄の役)勃発後7年、朝鮮から退却しようとする倭軍を全滅させるためのイ・スンシン(李舜臣)将軍の最後の戦いを描いた戦争アクション大作だ。「バトル・オーシャン海上決戦」「ハンサン:龍の出現」に続き、10年にわたる委舜臣三部作プロジェクトのフィナーレを飾る作品だ。来る12月20日に韓国の映画館で公開される。

WOW!Korea提供

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2023.12.12