「インタビュー」女優パク・ウンビン、ドラマ「無人島のディーバ」の役作りなどを語る



それでも直接歌うことを選んだパク・ウンビンは「劇中のキャラクター自体がランジュの声を代わりにしなければならないんですが、私の声をまた代わりにする歌手がいれば代わりにする歌手の代わりにする声ができるということじゃないですか。それで視聴者の方が納得するだろうか、没入するのにはるかに障害物になるのではないかと思い、そのような障壁を低くするためにどうしても誠実さをお見せしなければならないと思って決心したんです。その方向がはるかに良いという判断のもと、オ・チュンファン監督が音楽をとても気にしてくださり、音楽監督を筆頭にすべての音楽チームがそれぞれの努力をしてくださいました」と感謝した。

方言の演技のためには周りの人たちに助けを求めたという。パク・ウンビンは「同じ地域だと知っていたが、地域内の地域ごとに年齢ごとに、地域の方々も皆違っていました。何をしても『これも方言であれも方言だ』と言って、それでは気持ちを楽にしてモクハが持っている情緒を溶かして集中すればいいと考えを整理できるように手伝ってもらいました。同郷の方はむしろ寛大に考えてくださって個人的には良かったと感じています」としながらも「もしかしてここにチョルラド(全羅道)の方はいらっしゃるんですかね」と慎重に聞いて笑わせた。

昨年シンドローム級の人気を集めた「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の次の作品となった「無人島のディーバ」。 「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」が大ヒットしたため、キャラクターと作品に対する賛辞が殺到したのはもちろん、パク・ウンビンの演技力などに対する話も議論され、注目度がいつにも増して高い時期だった。

その後のプレッシャーについてパク・ウンビンは「『ウ・ヨンウ』以後、期待が変わったという感じが確実に体感はできましたね」としながらも、「4月28日にいただいた賞が私のターニングポイントになりました」と、ことしの「百想芸術大賞」TV部門大賞受賞についての話を切り出した。「私が賞をもらうために演技をしたことは一度もありませんでしたが、大きな賞をいただいてから不思議にもプレッシャーを小さくすることができました。もらったものを再び勝ち取らなければならないというよりは、いつかはもらいたかった大賞をすでにもらえたので、これからは楽しみながらもう少し気楽に、演技を面白くできるという気がしたんです」と語った。


このように「演技者生活に多くの変化を与える大きな賞を受けることができ、演技的にはむしろ負担を減らせるようになった」というパク・ウンビンは「今後もこれまでやってきたように演技のためにやってみたい生活を少し気楽に楽しんで続けられるのではないか、そんな希望を持っています」とし、「ご覧になっている方が変わった気がします。ウ・ヨンウがあまりにも予想できなかったヒット作でしたし、それだけの幸運が今後来るかは私にも分からないので、今後焦らずにすべきことをしてみようと思っています」と毅然と話した。

このように良い作品を選択する自分だけの基準があるだろうか。「私は実は挑戦が好きではないんです。難しい選択をしたがるほうでもないんですが、選択はその時の自分の気持ちに忠実だった結果だと思います」と答えた。また「その前にこれをしたから、次は他の姿を見せないと思うよりは、台本を見た時にこういうことをしてみたいというその気持ちに忠実だったのが、過ぎてみると難しい挑戦になりました。自らした決定に責任を負うことができる人生を送らなければならないという考えで積み上げてきたおかげで、キャラクターと一緒に私も成長してきたそんな1年だったように思います」と明らかにした。

1996年に子役として芸能界入りしたパク・ウンビンは多様なフィルモグラフィーはもちろん、文句のつけようのない誠実な自己管理でも知られている。本人は「最近は後輩もたくさんできて私に助言を求めてきたりもします。私がその人の人生に責任を負うのでなければ、先に自分からあれこれ言うのはやめようとか、他人に迷惑をかけずに自分のことをちゃんとしようという非常に素朴なことを考えて生きています。まずは自分1人でうまくやっていけば、お互いに不便なことも減るのではないかと思っています」という固い心構えを伝え、今後の活動をさらに期待させた。

 

WOW!Korea提供

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2023.12.05