11年ぶりに商業広告への出演を決めた韓国の歌手イ・ヒョリのもとに、次々と広告が舞い込んでいる。かつての「CMクイーン」の姿を取り戻せるか、注目が集まっている。
2000年代にさまざまな広告に起用され、「CMクイーン」と呼ばれたイ・ヒョリは、2012年に公益の広告を除いた商業広告には出演しない宣言し、周囲を驚かせた。それから11年経った今年7月、自身のチャンネルを通して「広告をもう一度やりたい」と明かし、注目を集めた。
かつて「CMクイーン」として名を馳せたイ・ヒョリの商業広告再開宣言に驚いたのは一般人だけではなかった。名前を聞いただけで分かる有数の企業、さらには自治体まで、イ・ヒョリの投稿にコメントする形で「イ・ヒョリ獲得」作業に乗り出したのだ。
イ・ヒョリが商業広告への出演を決意した理由として、自身の音楽作業にかかる費用が必要であることを明かし、「会社に要求するのは申し訳ない。ファンも望んでいるし、私も見せたいものがある。あの時、私がなぜ商業広告を撮らないと言ったのだろう。 たくさん稼ぎ、たくさん使い、寄付もたくさんしたい」と率直な気持ちを明かした。
その上でイ・ヒョリは「幸いにもありがたいことに、CMがたくさん入ってきた」と商業広告への期待を示した。大衆も11年ぶりに出演する広告が何になるのか、大きな関心を持っている。
そんな彼女が選んだ最初の広告は、国内屈指の大手企業L社のオンラインショッピングプラットフォームだった。このプラットフォームは現在「イ・ヒョリ効果」が表れている。イ・ヒョリをモデルに起用したことで、アプリの訪問者数、新規加入者数が増加し、認知度の向上効果が如実に表れているという。
その後、イ・ヒョリはグローバルスポーツブランドR社の専属モデルとなり、ファッション業界に挑戦状を突きつけた。同ブランドはイ・ヒョリと関連した特別版アイテムを発売し、広告効果を期待している。
11年ぶりに商業広告へ復帰したイ・ヒョリだが、以前と変わらず広告界を席巻している。「最近、ありがたいことに次々とCM撮影をしている」と明かすイ・ヒョリ。今後、イ・ヒョリが見せる「CMクイーン」の底力に関心が高まっている。
WOW!Korea提供