除隊後初カムバック!ONFの新曲「Love Effect」を聴いてみた!
韓国ボーイズグループ「ONF」は、2017年8月に1stミニアルバム「ON/OFF」でデビューした6人組。コンセプト設定が非常に綿密に練られているグループで、特にMVはデビュー曲からストーリーが全て繋がっており、海外ロケなど映画級のスケールで撮影されているのが特徴的だ。隠れた名曲が多いことで有名なグループであり、「名曲の宝庫」という代名詞がついている。また、K-POPグループ初の「韓国人メンバー全員が一斉入隊」を実施し、日本人メンバーの「U」が1人で個人活動を行いつつメンバーの帰りを待っていたが、今年6月末にメンバー全員が除隊した。
今回のカムバックは去年発売されたスペシャルアルバムを除き、正式なカムバックは2021年の12月以来1年10か月ぶり。
新アルバム『LOVE EFFECT』は、これまでのイメージから一転「愛」を歌う優しいアルバム。「LOVE EFFECT」を通じて新しく迎えた季節の中で始まった愛について、タイトル曲である「Love Effect」を皮切りに、「Be Here Now」「Dam Dam Di Ram」「Arrival」「Wind Effect」までの計5曲で、今まで彼らの曲のイメージにはなかった「爽やかさ」「感性」を存分に感じさせてくれる。
そんなアルバムのタイトル曲「LOVE EFFECT」の原題は「風が吹く」。
愛を感じる瞬間の告白をONF特有の爽やかなボーカルで表現した曲。
「じっとしていられない 感じるかい このリズム 空気の震えが大きくなった 望むならこの気分を体で表現するよ 世界になかったダンスを踊るよ」「昨日の夜を境に僕たち2人何か変わったみたい 僕と君の心に 長かった夜はさよなら 僕が電気を付けるよ」「風が吹く 君という季節 その向こうで愛が吹く」という歌詞からは、まさに愛が生まれたことで優しく相手を思いやり、その暖かい感情に浸る姿が描かれている。
中毒性の強い音楽とキレのあるパフォーマンスを武器に戦ってきた彼らが、青年から大人になり、人としての経験を積んで、心に少し余裕が生まれたからこそ、この曲の雰囲気と歌詞にとても説得力が生まれているように感じる。
WOW!Korea提供