“オーディション1位”ユ・ジュンウォン、デビュー白紙…「不当契約の強要」VS「公平性を十分に説明」



MBCオーディション番組「少年ファンタジー-放課後ときめきシーズン2」(以下、「少年ファンタジー」)を通じて結成されたボーイズグループ「FANTASY BOYS」がデビューを控える中、番組で1位となったユ・ジュンウォンがグループから抜けた。

「少年ファンタジー」の制作会社ファンキースタジオと所属事務所POCKETDOL STUDIOは、「FANTASY BOYSが11人体制で9月21日にデビューする。ユ・ジュンウォンは無断離脱で活動を共にすることができなくなった」と明らかにした。


事務所側のこうした決定は双方の契約における葛藤(かっとう)が原因となった。事務所は「弊社は番組終了直後、ユ・ジュンウォンおよび彼の両親と契約書に関して10回以上の論議をおこなった」とし、「公正取引委員会が制定、勧告した標準規約に従って作成された契約書なのだが、ユ・ジュンウォンの両親は他のメンバーと比較し、番組で投票1位を占めたという名目から収益分配率の調整を要求した」と主張した。

制作会社と事務所は特に、「最終順位を持って、他メンバーたちと違う収益分配となれば、公平性問題に発展する恐れがあるため、そうできない理由を十分に説明した」とし、「ユ・ジュンウォンの両親はユ・ジュンウォンを2度に渡って無断離脱させ、最終的にはグループに合流できないと告げてきた」との立場を示した。

(2ページに続く)

関連記事

2023.08.24