MBCのオーディション番組「少年ファンタジー~放課後のときめきシーズン2~」(以下、「少年ファンタジー」)は、最終13位になった参加者に対し、申し訳ない気持ちを見せた。
18日、「少年ファンタジー」の制作事務所PHUNKY STUDIOの法務代理人であるロゴスのイ・ユンサン弁護士は、ボーイズグループ「FANTASY BOYS」でデビュー予定だったユ・ジュンウォンの両親の公式立場について、強く反論した。
同弁護士は、「昨日ユ・ジュンウォンのSNSにご両親が投稿したコメントは、事務所に対する名誉毀損(きそん)や信用毀損として対応するレベルのコメントだ」と明かした。
続けて、「先立って明らかにしているように、番組放送終了後ユ・ジュンウォンと彼の母親と契約書に関して、10回以上論議した。公正取引委員会が制定し、勧告した標準約款によって作成された契約書だが、母親は異見を狭もうとする努力さえしなかった。ユ・ジュンウォン君の両親が主張している固定費用部分に関しても、メンバー1人当たり月270万ウォン(約27万円)ほどを負担するのだが、これも売り上げが発生する場合は控除する方式だ。これ以上、デビュー準備を引き延ばすことができず、最後には制作会社側で母親の望み通りに契約を進行しようとしたにも関わらず、契約をしないと伝えてきた」と説明した。
また、「それまでユ・ジュンウォン君の両親は、『FANTASY BOYS』が正式デビュー前におこなった7月の日本でのファンコンサートなど、所属事務所の業務にも過度に干渉してきた。番組で1位になったのに、日本メディアのインタビュー写真撮影の際、センターに立てなかったという点や、空港ファッションなどを指摘したりした。デビュー準備中には、彼らはユ・ジュンウォン君を2度にわたって無断離脱させ、デビュー曲のミュージックビデオ撮影が滞ったりした。このためセット費用はもちろん、撮影スタッフの人件費、各種体制費、違約金などが発生した」と伝えた。
加えて、「未成年でもないユ・ジュンウォン君に、未成年者適用条項まで入れてくれというなど、多くの要求をした。ご両親と相談しながら決めるのが悪い、と言っているわけではない。だが、親には守らなければならない一線というのがある。物事の重要度を取り違えてはいけない」と、力をこめて語った。
最後に、「『FANTASY BOYS』のメンバーは、夢をつかむために絶えず挑戦して努力してきた。今も前だけを見て、一生懸命頑張っているのに、妨害するような行動は止めてほしい」とつけ加えた。
一方、PHUNKY STUDIOも「今回の事態に、13位になった彼に、ただ申し訳ないという気持ちだ。誰かは切に望んだデビューができたのだと思う」とし、錯雑で残念な気持ちを見せた。
先立ってユ・ジュンウォンは、歴代オーディション番組で初めてデビュー組1位に選ばれたが、チームに合流しなかった。
WOW!Korea提供