【全文】「FANTASY BOYS」離脱のユ・ジュンウォン側、事務所との契約に至らなかった経緯について説明「収益分配率のためではない」

MBCのサバイバルオーディション番組「少年ファンタジー~放課後のときめきシーズン2~」(以下、「少年ファンタジー」)でデビュー組入りを果たしたものの、合流を拒否したユ・ジュンウォン側が、POCKETDOL STUDIO(以下、POCKETDOL)との契約不発が収益分配率のためではないと主張した。

17日、ユ・ジュンウンの両親は、POCKETDOLと契約に至らなかったことについて「契約が締結されなかった理由は収益分配率のためではない。最終的にPOCKETDOLとユ·ジュンウォン側は他のデビュー組と同様に5:5の収益分配率に合意したが、専属契約および付属の合意締結過程でPOCKETDOL側の誠意のない進め方、理解しにくい説明、一貫性のない立場により信頼関係が崩れた」と伝えた。

以下、ユ・ジュンウォン側の立場全文

8月23日以後、ジュンウォンと周りの全てが耐え難い時間でした。きょう(10/17)から法廷で裁判が始まりますが、多くの誤解とうそが正されることを願いながら、ユ・ジュンウォン側の立場をお知らせします。


契約が締結されなかった理由は、収益分配率のためではありません。最終的にPOCKETDOLとユ・ジュンウォン側は他のデビュー組と同様に5:5の収益分配率に合意しましたが、専属契約および付属の合意締結過程でPOCKETDOL側の誠意のない進め方、理解しにくい説明、一貫性のない立場によって信頼関係が崩れたのです。

POCKETDOLは、ジュンウォンがデビュー組と共にデビューできなくなったのが収益分配の無理な要求のためだと明らかにしました。無理なは「FANTASYBOYS」のメンバーに事務所5:メンバー5の収益配分を同一に提示しましたが、私たちだけがより多くの分配を要求してグループから離脱したとメディアに発表し、この内容は数多くのメディアを通じて急速に広がり既定事実化されました。

しかし、これは決して事実ではありません。当初、ジュンウォンに提示されたコンテンツ収益分配率は、事務所8:メンバー2の条件でした。また、契約内容を同じ時点でメンバー全員に提案したわけでもありません。

ジュンウォンは所属事務所なしで「少年ファンタジー」に参加した個人練習生でした。6月8日にデビュー組が決まった時、最終メンバーにはジュンウォンが同じ個人練習生だけでなく、POCKETDOLとあらかじめ専属契約を結んだメンバーや他の事務所所属のメンバーが混ざっていました。

6月中、プレデビューの音楽番組活動などを進めながらも、POCKETDOLでは契約の具体的な内容に対する何の提案もなく、私たちが先に契約書を要請しました。そして6月30日になって初めてマネジメント契約書というものを受け取ることができました。この契約書により、POCKETDOLはコンテンツ収益分配率を事務所8:メンバー2として提案しました。また、付属合意書にはマネジャー人材に対する人件費などで月に5500万ウォン(約600万円)以上を優先控除するという内容が入っていました。


契約内容を決めるための最初の面談は7月11日になってようやくありました。この日の面談で「本来POCKETDOL専属契約書にはマネジャーの人件費がない」という話を聞きました。それなら付属合意書で人件費を毎月5500万ウォンずつ控除するという内容は私たちにだけ適用されるということですが、これは不当だという気がしました。他のデビュー組の練習生たちからPOCKETDOL専属契約書にはコンテンツ収益分配率がジュンウォンが提示されたのとは異なり、7:3という話も聞いたので、なぜ契約内容が異なるのかも疑問でした。また、POCKETDOLで来年オーディション番組をまたやる計画があるか聞いた時、可能性はあるという回答を聞いたのも不安な要素でした。ジュンウォンと「FANTASYBOYS」が事務所の支援を1年しか受けられない可能性もあると思ったからです。

事務所を全面的に信じて契約締結のための面談と交渉を始めましたが、このようなことが1つ2つと積もり、信頼が揺らぎ始めました。所属事務所の有無によって差別的な契約条件が提示されたことに対する心配と抗議次元で精算比率をジュンウォン6:事務所4にしてほしいと要求した経緯がありました。しかし、これが実際に受け入れられるとは思いませんでした。7月19日にやり取りしたメールで、この収益分配率は私たちが問題提起次元で要求したものであることを明確にし、事務所もよく分かっていると答えた内容を確認することができます。

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2023.10.17