キム・ヘスのチョイスはどうだったのだろうか。パク・ジョンミンはチャン・ドリのスタイリングが時々武器のように感じられたという。それほど満足度が高かったようだ。
パク・ジョンミンは「普段、自分が絶対着ることのない、試すことさえしない服を着て演技をした。くるくるパーマに金のネックレスまで付けて、力を得た感じだった。とても楽しく演じた」と話した。
続いて「自分が生まれていない時代の話。70年代に対するロマンがある。撮影しながらその時代を十分に感じて、大いに役立った」と付け加えた。
チャン・ドリのキャラクターについては、「悪人というより生きるためにもがく人物」と表現した。
パク・ジョンミンは「生きるためにあちこちにへつらう、根本がない人物。そんなチャン・ドリの姿と変化する過程に注目してほしい」と要請した。
最後にパク・ジョンミンは「観客の方々が好きな要素がたくさん詰まった映画だと思う。完成した映画を見た時、僕も最初からハマって見たほど。僕が感じた面白さを観客の方々にも十分感じて楽しんでほしい」と語った。
映画振興委員会映画館入場券統合ネットワークによると「密輸」は公開15日目である11日に、累積観客数400万人を突破した。製作費175億ウォン(約19億円)が投入された「密輸」の損益分岐点は観客数基準で400万人だ。これにより「密輸」は、今夏に公開される韓国映画ビック4の中で最も先に損益分岐点を超える映画になった。
「密輸」は、海に投げ込まれた生活必需品を拾って生計を立てていた人々の前に、一世一代の一大事が起こって巻き込まれる海洋犯罪活劇だ。キム・ヘス、ヨム・ジョンア、チョ・インソン、パク・ジョンミンらが出演する。
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