兵役逃れの歌手ユ・スンジュン、8年目「韓国に来る」…本日ビザ発給再訴訟判決


兵役逃れで国外追放となった歌手ユ・スンジュンの韓国入国ビザ発給の控訴審判決がきょう(13日)出る。

13日、ソウル高裁行政9-3部はユ・スンジュンが駐ロサンゼルス(LA)総領事を相手取って起こしたパスポート・査証(ビザ)発給拒否処分取り消し訴訟の控訴審判決を宣告する。

先立ってユ・スンジュンは2015年、入国のために在外同胞ビザを申請したが拒絶されたことが不当だとし、駐ロサンゼルス総領事館を相手にビザ発給拒否取り消し訴訟を提起した。

1審、2審ではユ・スンジュンの入国を許可できないという判断が出たが、2020年3月に最高裁がユ・スンジュンの手を上げる反転判決を出した。


最高裁判所は、駐LA総領事館が裁量権を行使せずにユ・スンジュンのビザ発給を拒否したのは違法だとして、事件をソウル高裁に差し戻したのだ。

その後、ユ・スンジュンは2020年7月ビザ発給を申請した。 しかし、LA総領事館が再びビザ発給を拒否すると、同年10月、ユ・スンジュンは2度目のビザ発給拒否取り消し訴訟を提起することになった。

先立ってユ・スンジュンは訴訟を控えて自身のSNSに「昔も今も法的に問い詰めることもないまま『兵役逃れ』という単語を使いながら国民を扇動し糊塗するマスコミ…」力のない限り個人にリンチを加えても誰一人言えない恐ろしい社会」と心境を書いたことがある。


続いて「誰かは弁論の機会さえ与えないのに、誰かは証拠があふれ、最側近たちが死んでいくにもかかわらず潔白を主張しながらも…」私は21年間政府が下した決定と私が下した選択に法的に問題があるかどうかも問い詰めないまま…マスコミで人民裁判のように罪人の濡れ衣を着せられて…21年以上入国を禁止し、私の名前を踏みにじり、私と愛する人々の間を隔てているからだ」と複雑な心境を打ち明けた。

それと共にユ・スンジュンは「いったいいつまでこの力の抜ける戦いを続けなければならないのか分からない」として「いつかは明らかになるだろう。 もし明らかにならなかったとしても、真実が真実ではないわけではないからだ。 最後までは行ってみないと」と最後まで訴訟すると予告した。

一方、ユ・スンジュンは2002年歌手活動中に海外公演を理由に出国した後、韓国国籍を放棄して米国市民権を取得し兵役免除になった。 このため、韓国の地を踏むことができなくなった。

WOW!Korea提供

2023.07.13