韓国に再び足を踏み入れようとしたが挫折した歌手ユ・スンジュン(スティーブ・スンジュン・ユ/45)が心境を明らかにした。
ユ・スンジュンは30日、自身のインスタグラムに「It’s not okay, But It’s okay. ありがとう、ごめんなさい、愛してます #itsnoteasy #butimholdingon #imstillstanding」という文を残した。
去る28日、ビザ発行拒否の取消訴訟1審で敗訴した後、これについての心境を明かしたものと思われる。
裁判で、ソウル行政裁判所の行政5部(キム・スンヨル副長判事)は、ユ・スンジュンがロサンゼルス州の総領事を相手に出した"ビザ発行拒否処分の取り消し訴訟1審で、彼の請求を棄却した。
この日、裁判部はユ・スンジュンに対するビザ発行拒否が適法だと判決した。ビザ発行で得られる私的な利益より、公正な兵役義務履行という公益がより大きいと見たのだ。
裁判部は「原告は2002年に4級補充役判定を受け、公益勤務要員の招集通知を受けた状況で出国、アメリカの市民権を取得した」とし、「その目的と方法、時期の不当性、その後20年が経った現在までに示した態度などに照らしてみると、在外同胞ビザの発行は大韓民国の秩序維持と公共福祉などを害する恐れがある。原告は去る20年間、自ら入隊を志願する方法で兵役義務を履行したり、大韓民国との関係回復を試みたり、国籍回復のための姿を見せたりするような、国民に次ぐ責任を果たそうとする状況が見られない」と判断した。
ユ・スンジュンは去る2002年、入隊を3か月後に控えた時点で突然アメリカに出国し、韓国の国籍を放棄し、アメリカの市民権を取得、兵役忌避疑惑に包まれた。
WOW!Korea提供