5月から約 1 ヶ月に渡り日本全国8都市を巡るツアーを行っていたチャン・グンソク率いるバンド CHIMIRO(チミロ)が、6 月 16 日(金)に Billboard Live TOKYO でツアーファイナルを飾った。
韓国語で「趣味で(취미로)」という意味のバンド名の通り趣味で結成したバンドであるだけに、“アジアプリンス”チャン・グンソクの活動とは一線を画しインディーズバンドとして日本でも小規模会場でのライブを行ってきた彼ら。
ツアーファイナルとなった Billboard Live TOKYO 公演では客席にある階段からメンバーが登場。4 月 26 日に配信がスタートしたデジタルファーストアルバ『CHIMIRO VOL.1』の世界観をそのまま楽しめるのが今回のツアーだ。食事やお酒を楽しみながらライブを見ることができる会場の特徴を活かし、メンバーたちもお酒を手に客席のファンたちと乾杯したり、気さくな雰囲気でコミュニケーションを楽しんだりと、普段のチャン・グンソクの熱狂的なライブとは違いゆったりとした雰囲気でファンにはたまらない貴重な機会となった。
ジャンルに捉われずその時自分たちがやりたい音楽を形にしてきた CHIMIRO。シンセポップから疾走感のあるロックナンバー、さらに自身の正直な気持ちを歌詞に込めたミディアムバラードまで様々な曲を披露。MC ではチャン・グンソクが相変わらずの流暢な日本語とトークセンスで時には笑いを、時には真面目な話もしながらCHIMIRO の世界観や結成秘話などたくさんのエピソードを話してくれた。終始メンバー同士の信頼関係が滲み出る温かい雰囲気が印象的だった。
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