「インタビュー」ドラマ「良くも、悪くも、だって母親」出演の俳優イ・ドヒョン、母役ラ・ミランから学んだことやイム・ジヨンとの公開恋愛について語る


韓国俳優イ・ドヒョンが、JTBCドラマ「良くも、悪くも、だって母親」を通じて言われたいこととして「この役はイ・ドヒョンでなければダメだ」という言葉を挙げた。

ソウル市内のカフェで行なったインタビューでイ・ドヒョンは「『この役はイ・ドヒョンでなければダメだ』と言われるようにしようという使命感を持っていましたが、そこに至るまでは難しかったです。目標が大きすぎたみたいですね」と明かした。

ドラマ「良くも、悪くも、だって母親」は、息子のために必死で“悪い母親”になるしかなかった主人公ヨンスンと、幼い子どもに戻ってしまった息子ガンホが失った幸福を取り戻していく感動のヒーリングコメディ。イ・ドヒョンは、女優ラ・ミラン演じるヨンスンの息子で、ソウル中央地検の検事チェ・ガンホ役で出演した。父の死に対する復讐をするために準備をしていたところ、不慮の事故で7歳の知能に戻ってしまう。その後、母ヨンスンと新たな思い出を作っていくことになる。イ・ドヒョンは検事から子どもに戻っていく姿まで1つの作品で幅広い演技を見せ、没入度を高めた。

イ・ドヒョンは「7歳の知能に戻っていくという演技をすることが、僕にとって大きな挑戦だったと思います。大人の検事だった時、幼い頃に戻った時、2つの姿のギャップを埋めること自体が課題であり挑戦でした」と語った。

続けて「検事の役も初めてでしたね。専門職は勉強をたくさんしなければならないと言いますが、僕は勉強がよくできるタイプではないので、うまくできるか悩みました」と冗談っぽく話した。

2つの姿を見事に表現し、好評だったイ・ドヒョンに、本作での点数を聞くと「僕自身を褒めてあげよう思いました。これまで薄情に振る舞ったから、どうせなら100点を挙げたいです。『そうだ。最善を尽くしたぞ』と言いたいですね」と答えた。

自分にはけちだったというイ・ドヒョンは「『ザ・グローリー』を起点に変えようとしています。『ザ・グローリー』の時は理解できませんでした。脚本家の先生もヨジョンがかっこいいと、すごくいいとおっしゃって褒めてくださったんですが、シーズン2までオープンになって僕は不思議でした。大したことないのに、どうして褒めていただけるのか分かりませんでした」と明かした。

続けて「監督にもラ・ミラン先輩にも聞いてみました。どうして褒めてくださるのかと。そしたらコップの水がこぼれそうなのにこぼれないようにするというのは難しいんだと、だからみんなが褒めてくださるのだと言われました。全てを出してしまう演技ではなくて、分かりそうで分からないなぞなぞのような演技をするというのは、俳優として非常に大きな幸福であり、それで褒めてもらっているんだと言われました。それを聞いて『よくやったことに違いないんだ』と思うことにしました。褒めていただいたら『そうだ、うまくやったところがあるから褒めてくださっているんだ』と思うようにしたんです」と語った。

復讐を計画している大人の検事、7歳の知能に戻ったガンホ、この両方を演じるのは簡単ではない。イ・ドヒョンは、2つのうち検事の時の演技の方が難しかったとし、「7歳の知能を持ったガンホを演じる時は、イェジン(キ・ソユ)とソジン(パク・ダオン)にずいぶん助けられました。あの子たちと撮影をすると、何かしようとしなくてもうまくいくことがたくさんありました」と秘話を明かした。

イ・ドヒョンはキャラクターを見事に演じきったが、本人とガンホが似ていると明かし、だからこそガンホのことも理解できたという。「僕もガンホのように親の言うことをよく聞いていました。インターネットカフェにも行けず、夜10時前には家に帰っていました。ご飯を食べる時は話もせず、テレビも見ませんでした。だけど今はご飯を食べたら少しは話すように言われます」と言って笑った。

続けて「ガンホが一人で抱え込んでいたのがかわいそうでした。喜びは分かち合えば倍になり、悲しみは半分になると言いますが、周りの人と分かち合えばよかったのに」とガンホを思いやった。

高校時代に戻ったおじさんを描いた「18アゲイン」、時代の痛みを抱えた「五月の青春」まで、難しく奥深い演技をしてきたイ・ドヒョン。「簡単な演技というものはないですが、難しければ、より面白さを感じる性格だと思います。壁にぶち当たりますが、状況が難しければそれをどうやって乗り越えようか考えるじゃないですか。そういうのを考えるのが好きなんだと思います。実際にはジェットコースターに乗れないけど、そういう演技を楽しんでいる感じですね」と語った。

また、「ザ・グローリー」で共演した女優イム・ジヨンとの交際についても話してくれた。

初めての公開恋愛は負担にならないかという質問に「初めは負担になりました。『良くも、悪くも、だって母親』をご覧になった時の視聴者の方のイメージがどうなるのか心配でした」と率直に明かした。

続けて「心配していましたが、応援してくださる方も多く、ありがたいことに作品の中のガンホとして見てくださってよかったと思いました。感謝するだけです。(交際が公開されてから)演技をきちんとしなきゃと決心させられました」と思いを伝えた。

また本作で母親役のラ・ミランと幻想的な息の合った演技を見せたイ・ドヒョンは「お母さんとは目を見ただけでもぐっとくるものがありました。現場に準備していかなくてもいいんだということを教えていただきました。先輩が遊び場のように遊べるようにしてくださいました。先輩が現場は公園のように楽になれなければいけないとおっしゃっていました。そうすれば長い間作品に向き合えて、演技ができると。その時から少しずつ遊ぼうとしたし、うまく溶け込んだと思います。新しい演技の道が開けた感じですね」と明かした。

イ・ドヒョンは本作について「新しいお母さんができた作品」と表現した。「それと新しい道を開いてくれた作品です。木の新しい枝が出てきた感じ。ラ・ミラン先輩が枝を作ってくださったので、僕が養分を与えてうまく花を咲かせます」と抱負を語った。

最後に軍隊についても話してくれた。「細かい日にちはまだ出ていないので待っている状況です」とし、「僕は軍隊に行きたかったです。男なら行くべきだし、行って多くのことを経験できると思います。」

また「友人からも『お前には申し訳ないがうらやましい』とよく言われます。そう見える部分もあるかもしれませんが、友人たちは演技をしながらアルバイトをたくさんしています。そういう中で新しい経験もたくさんしているんです。バーで働きながら酒について勉強し、いろんな人と話をして、俳優としてそんな経験が血や肉となると思っています。僕は事務所と契約しているので、そういうことはできませんが、軍隊に行けばいろんな仲間に出会えるじゃないですか。彼らの人生を聞くことができ、彼らの特技を学ぶことができるので、軍隊に行きたいと思っていました。僕がどのくらい成長できるのか気になるし、どんなことを学べるのかも気になります」と語った。

軍服務を通じてさらに大人になりたいと明かしたイ・ドヒョンは「“少年美”はなくなってほしいです。自分を見た時にまだ少年みたいだと思います。そんなイメージから抜けて、真の男になった姿をお見せしたいです。そのためにたくさんのことを学んで経験しなければと思っています」と伝えた。

イ・ドヒョンは軍隊で30歳を迎えることになる。「男は30を過ぎてから重厚な味が出てくると思ってきました。楽しみです。そういう味が出てくるように努力して戻ってきます。男らしく!」と意気込みを見せた。

WOW!Korea提供

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2023.06.14