続いて法的対応という強硬な立場もちらつかせた。Big Planet Madeエンタは「最近SMから代表取締役名義で内容証明を受けたのは間違いない」としながらも、「他エンター社の内部契約状況をなんの関係もない本社と結び付けた意図が何なのか遺憾なばかりだ。このように主張する場合は強硬に法的対応する」と明らかにした。
こうして予想外の法的紛争に株主たちは驚いたはずだ。ある株主の掲示板には「奴隷契約は本当か」「東方神起の時と変化したものはないのか」など様々な意見が掲示された。さらに証券街では、下半期のNCTとEXO、SHINeeなど様々なアーティストたちの活動で実績の牽引を見込んだだけに、今回の紛争が長期化する場合、実績への打撃も避けられないものと見られる。
匿名を要請したあるファンドマネージャーは「エンター産業は結局人が重要な産業」とし「もし今回の紛争の結果によって歌手中心の契約書を作成するとしても、企業の収益性は悪化するだろう」と見通した。
一方、金融情報会社のF&Gによると、今年SMの予想売上高、営業利益は1兆77億ウォン(約1048億円)、1375億ウォン(約143億円)で、それぞれ昨年比18.4%、51%増加すると見込まれているため、今回の紛争の行方が注目されている。