【全文】「EXO」BAEK HYUN&XIUMIN&CHEN側、SMエンタとの法的紛争を予告「SMエンタは極めて不当な横暴を繰り返している」


韓国ボーイズグループ「EXO」のメンバーBAEK HYUN(ベクヒョン)、XIUMIN(シウミン)、CHEN(チェン)がSMエンタテインメントの専属契約の不当性を主張し、専属契約解除を通知した。

以下、BAEK HYUN、XIUMIN、CHEN側の立場全文。


グループ「EXO」メンバーのBAEK HYUN、XIUMIN、CHEN(ピョン・ベクヒョン、キム・ミンソク、キム・ジョンデ、以下“アーティストたち”)の法律代理を務める法務法人リンの弁護士イ・ジェハクです。以下、当法律代理人はアーティストたちと株式会社SMエンタテインメント(以下、SMエンタ)の間の専属契約に関してアーティストたちの立場を申し上げようと思います。

アーティストたちは、当法律代理人を通じてことし3月21日から最近までSMエンタに計7回に渡って内容証明を送っており、これを通じて透明な精算資料および精算根拠の写しを重ねて要請していました。

これまで釈然としない精算について、正確で透明性のある精算根拠を要請したことはアーティストたちの最小限の正当な権利であり、SMエンタも専属契約書と大衆文化芸術産業発展法によって当然応じるべき義務です。しかしSMエンタは、あくまで資料の写しを提供できないと不当な立場を維持しています。

これと共にSMエンタは従来、12~13年以上の長期契約をアーティストたちと締結した後、このような期間でも足りずに、再び後続専属契約書に捺印させ、なんと少なくて17年または18年以上に至る長期間の契約期間を主張するなど、極めて不当な横暴を繰り返しています。

これに対しては、少なくない練習生期間まで含めると20年以上に至る期間、SMエンタが優越的な地位でアーティストにいわゆる“奴隷契約”を結ぶことを強要しているものだと、アーティストたちは感じています。アーティストたちはこれまでお話しできなかった様々な不当な内容について以下の立場を通じて伝えようとしています。


1.これまでの活動およびSMエンタの精算資料提供拒否に対するアーティストたちの立場
1.アーティストたちは従来、SMエンタと12年から13年を超える長期間の専属契約を結び、「EXO」のメンバーとして誠実に芸能活動をしてきました。

2.上記のように長期間の専属契約期間中、アーティストたちは毎回、精算される精算金についてSMエンタの説明だけを信じ、具体的で客観的な証拠のないSMエンタが一方的に作成した資料だけを見て精算金を受け取ってきました。これについて最近、アーティストたちは代理人を通じて数回にわたり、精算資料および精算根拠の写しを正式に要求しましたが、SMエンタは資料の写しを提供できないという答えです。

3.SMエンタはアーティストにこれまでの専属契約に従って総収入の内訳、控除対象費用の内訳、控除対象金額の内訳を含めた精算資料および精算根拠を提供する専属契約上および大衆文化芸術産業発展法上の義務があります。そして上記専属契約による精算周期は毎年2回到来するため、精算資料および精算根拠も毎年2回提供されなければなりません。ところが12年または13年にもなる専属契約期間中、SMエンタはこのような精算資料および精算根拠をアーティストたちにまともに提供したことがありません。

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2023.06.01