数年前まではワールドカップ特需にチメク（チキン＋ビール）の関連株が上昇線を描いていましたが、今やラーメンに関心が移りつつある雰囲気です。韓流の影響で輸出が好調となり、市場の期待はさらに膨らんでいます。飲食料株価の反騰の核心が「輸出」となり、上昇線はより球速になっている状態です。
今年第1四半期のラーメンの輸出額は2億800万ドル（約386億円）で、歴代第1四半期史上最も高い水準を記録したと集計されました。

証券会社は韓国を代表するラーメン3社（農心・オットギ・三養食品）の中でも特に農心の株価を一斉に高くつかんだ。製品価格の引き上げ、堅調な販売量、原価安定化などで収益性が強く回復しているという判断からだ。
何よりアメリカのラーメン需要が増えているという点に注目した。パク・サンジュンキウム証券研究員は「アメリカは販売成長の余力が高く、インフレでラーメンの相対的コストが浮き彫りになり、アジア以外にヒスパニックや白人などの消費層が持続的に拡大している」と説明した。続いて「ラーメンが一度の食事として認識され始め、プレミアム市場の需要が高まっているため、高価な製品の比重が高い農心の市場シェアが着実に拡大している傾向」と話した。

 

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