ソン・ソック主演で話題の舞台「木の上の軍隊」、19日最後のチケットオープン


俳優ソン・ソックの出演で話題になっている演劇「木の上の軍隊」がきょう(19日)午後2時に、最後のチケットオープンを行う。

「木の上の軍隊」は去る3月末、1次チケットオープンし全席完売を記録した。きょう行う最後のチケットオープンでは来る7月11日から終演日8月5日までの残りの全チケットの座席がオープンされる。

「木の上の軍隊」は、強烈ながらも繊細な演技で映画やドラマなど各作品ごとに好評を得ている人気俳優ソン・ソックと、久しぶりの演劇舞台チャレンジであるチェ・ヒソ、ベテラン俳優イ・ドヨプ、キム・ヨンジュンの出演で注目されている話題作だ。

作品は、太平洋戦争終盤の沖縄を舞台にし、日本の敗戦も知らないまま1947年3月までの約2年間、ガジュマルの木の上に隠れて生き残った2人の兵士の実話をもとにした演劇だ。人類の歴史で絶えず起きている戦争を、木の上で噛み合わない2人の兵士に投影して、感覚的で率直に描き出した。

公演関係者は「観客たちは上官と新兵の2人を通じ、戦争の背景になった本土と沖縄の関係をはじめ、葛藤と分裂、信念と生存、大義と羞恥など、さまざまな角度から共感することになり、戦争の無益さを改めて悟ることになる」と伝えた。

チケットの価格は全席7万7000円(約8000円)。LGアートセンターソウル、YES24で前売される。「木の上の軍隊」は6月20日から8月5日まで、ソウル・カンソ(江西)区LGアートセンターソウルU+ステージで公演する。

WOW!Korea提供

2023.05.19