特に、キム・サブ(ハン・ソッキュ)の前に登場したチュ・ジョンヒョクは、“年俸”と“名前の力”を取り上げ、「ウ・ヨンウ」の中でさまざまな計略をするキャラクターを生かしたり、チュ・ヒョンヨンは面接中に突然泣きだすなど笑いをそそった。このシーンは劇中、トムダム病院の新しい顔として活躍するイ・ソンウン(イ・ホンネ)の合流のための過程だったが、「ウ・ヨンウ」ファミリーの登場のおかげでいっそう多彩に表現された。
これは、最近さまざまなドラマの出会いで世界観の拡張を成し遂げた事例のひとつだ。大衆的な人気を集めてヒットしたドラマであるために脈絡も理解しやすい。先日、放送が終了したSBS「模範タクシー2」には、昨年のドラマ「わずか1000ウォンの弁護士」で活躍した俳優ナムグン・ミンが特別出演として登場し、主演のイ・ジェフンとの出会いが実現して話題となった。「復讐代行人~模範タクシー」のキム・ドギと「わずか1000ウォンの弁護士」のチョン・ジフンの2人のヒーローがひとつのフレームに盛り込まれ、うれしいシナジーを作ったのだ。
イ・ジェフンとナムグン・ミンが出会った背景も2人の親交故だった。これに先立ち、「わずか1000ウォンの弁護士」や「ストーブリーグ」の特別出演のために一気に駆けつけたイ・ジェフンのために、ナムグン・ミンもまた恩返しの意味で「模範タクシー2」に出演し、特別出演の助け合いに乗り出したという。このようにヒットドラマの統合が名場面を作り出し、作品を豊かにして視聴者の観る楽しさを高めている。
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