その後も母親との葛藤は続いたという。シム・ヒョンタクは「ある日、母が私のために土地を競売にかけられたと言う。キャンセルするよう言ったが取り返しのつかない状況だった」とし「母親の保証人として貸出書類にサインをして利子を払い続けた。いつも会社にお金を借りて埋めなければならなかった」と振り返った。
シム・ヒョンタクは「そんな中、母親が私の名前でお金を借りて民事訴訟にも巻き込まれた」として「その時もうこれ以上だめだと思って初めて通帳を全て変えることにしたが、それでも私の心は徐々に病んでいった」と話した。
2019年には4年4か月間出演したSBSラジオ番組「カルトショー」まで降板した。シム・ヒョンタクは「ある瞬間から観覧客の前で顔を上げられなくなった。人々が私に悪口を言っているように感じられたりした」として「結局心の病気があると伝えて『カルトショー』を辞め、その後も次第に仕事を減らしていった」と話した。
シム・ヒョンタクは18歳年下の日本人プレ新婦サヤさんの存在が大変な時期に大きな支えになってくれたと話した。彼は「周囲の人々をひとりふたりと失った。サヤさんが『今ここで崩れてはいけない』と言って私を捕まえてくれた。本当にすてきな女性だ」と感謝した。
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