虚偽のてんかん診断を受け兵役逃れをした疑いの歌手RAVI(VIXX)が法廷で容疑を認め、「愚かで卑怯な選択をした」と述べた。
法律代理人は「20代を過ぎ、職業生命が終わる点を少しでもくみ入れてほしい」と訴えた。
RAVIは11日午前、ソウル南部地裁でおこなわれた兵役法違反容疑事件の初公判で、「捜査や裁判を経て、私の過ちがどれほど大きいか、どれほど多くの人を傷つけたかを切実に思い知らされた」としながら、「軍服務中の方々、私を愛してくれる方々、てんかん患者やその家族たちにも心から申し訳なく思う」と伝えた。
音楽レーベル・GROOVL1Nの所属アーティストであり合同代表も務めるRAVIは「私は会社で唯一、収益を創出できるアーティストだったし、新型コロナウイルスのパンデミック以前に締結した契約履行がコロナにより繰り下げられた状況だった」とし、「兵役義務で契約を履行できなければ、巨額の違約金が発生することになるため、愚かな選択をしてしまった」と打ち明けた。
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