パク・ソジュン&IU(イ・ジウン)、編集が必要ない熱演… イ・ビョンホン監督 ”私のギャラを上げてくれた方たち”と絶賛

「1000万映画」監督と韓流スター、そして国家代表級の俳優たちが集まった。紆余曲折の末に3年ぶりに公開が決まった映画「ドリーム」が、今春の劇場に希望の熱気を吹き込むことになるのか、実話の感動、そして俳優、制作陣ドリームチームの出会いで、危機的な韓国映画界に一筋の光を差し込むことができるのか期待を集める。

30日午前、 ソウル・ソンドン(城東)区MEGABOX聖水で開催された映画「ドリーム」制作報告会には、イ・ビョンホン監督をはじめ、俳優パク・ソジュン、IU(イ・ジウン)、イ・ヒョヌ、キム・ジョンス、コ・チャンソク、チョン・スンギル、ヤン・ヒョンミン、ホン・ワンピョ、ホ・ジュンソクが出席し、作品について語った。


最近、tvNバラエティ「ソジン家」で部長として活躍中でもあるパク・ソジュンは「ドリーム」で元サッカー選手ホンデ役を演じた。パク・ソジュンは「ドラマ『梨泰院クラス』以後、すぐ撮影を始めた」とし、「観客と会うまで紆余曲折が多く長い時間がかかった」と話し始めた。

彼は「3年前の姿なので感慨深い」とし「久しぶりに映画館で観客に会うことを考えると、わくわくもするし心配でもある。複雑な気分」と公開を控えた感想を打ち明けた。

サッカー選手の役割を引き受けただけに、厳しいトレーニングを受けたというパク・ソジュンは「実際のサッカー選手たちを観察した」とし「実力はついていけないので、練習をたくさんした」と振り返った。続いて「本当に吐きそうだった。フットサル場で少し走るのも大変で体力をつけようと努力した。これほど多く走った作品は数少ない」と舌を巻いた。


IUは劇中、情熱のないプロデュサーのソミン役を演じ、演技変身を図った。IUは昨年公開された初のスクリーンデビュー作「ベイビー・ブローカー」(是枝裕和監督)でシングルマザーのソヨン役を演じ好演を繰り広げた。撮影時期としてはスクリーン1作目だったが、封切り時期が延期され2作目のスクリーン作になった「ドリーム」では、前作キャラクターの色を完全に消し、180度違う演技変身を図り注目を集めている。IUは「『ドリーム』を撮る際(当時3年前だったが)、その時、何か複雑な事情を持った役を中心にドラマ撮影をした」と思い出した。

続けて「そのため事情を抱えていない役割をしたいと思ったが、ちょうど『ドリーム』のオファーがあり嬉しい気持ちで参加することになった」と率直な出演理由を伝えた。(2ページに続く)

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2023.03.30